【丸ノ内線】
荻窪~池袋の他、方南町~中野坂上の支線がある。
また、どの路線とも相互乗り入れをしていない。
南阿佐ヶ谷、新高円寺、東高円寺、新中野、新宿、四ッ谷、といった駅名からも分かるように、一部区間は、ほぼJR中央線に沿うように走る。
〈方南町~中野坂上〉
理屈抜きに支線の方南町から出発。
ホームは行き止まり式で、到着した電車は、そのまま折り返す。
中野富士見町で乗客が多数乗り込んできたが、まだまだ空席が目立つ。
中野新橋でも乗客がおり、空席が少なくなってきた。
小さなカーブを通って中野坂上。
都営大江戸線との接続駅でもある。
中野坂上では、ど真ん中のホームに入り、荻窪方面でも池袋方面でも乗り換え可能の場合もあるが、池袋方面からの直通運転電車は、別のホームから発着する運用もあり、注意だ。
〈荻窪~池袋〉
本線は荻窪から出発。
方南町同様、行き止まり式ホームで、到着した電車はそのまま折り返す。
やや距離を走っての南阿佐ケ谷では、さほどの乗降はなかった。
一転して新高円寺では、相応の人が乗り込んできた。
東高円寺では若干の客の入れ替わりがあるものの、車内の混雑具合は変わらない。
新中野も乗降は多いが、JR中野駅までは徒歩15分ほどの距離だ。
この中野坂上で、ほぼ空席がなくなり、混雑具合が増してきた。
西新宿は、都庁などがある新宿副都心の中心駅でもあり、平日ラッシュ時は相当な混雑ではないか?
一大ターミナルの新宿は、日曜日夕刻の池袋方面行き電車でも、まだまだ人が乗り込んできた。
ほとんど距離がない新宿三丁目でも、まだまだ乗客が多い。
新宿御苑前で多少の乗降があり、若干、車内に落ち着きが見えてきた。
四谷三丁目でも更に人が降りていき、空席が出始めた。
四ツ谷は地上駅でもあり、一瞬だが、車窓?を楽しめる。
その四ッ谷を過ぎると官公庁街に向かう。
赤坂見附は、東京メトロを一日で乗りつぶすなら、何度となく通る。
国会議事堂前は千代田線との接続駅だが、この日、乗降は少なかった。
霞ケ関でも千代田線が接続するが、やはり乗降は少ない。
銀座は、ホームが、他の東京メトロ線のホームとは雰囲気が違うように感じた。
その銀座を出るとカーブを通るのか、やや車体が揺れ、大きく転進するように池袋へ向かう。
東京は、東京メトロで唯一の「東京」駅で、やはりドッと人が乗り込んできた。
大手町も、何度となく通ったが、相当の客が乗り込み、車内は再び混雑度が増してきた。
淡路町でも、どんどん客が乗り込んできた。
連絡通路を使えば、都営新宿線の小川町へと行ける。
ここから先、御茶ノ水~茗荷谷は、分断はされるものの、時たま地上区間を走り、僅かだが車窓を楽しめるようになる。
まずは御茶ノ水に到着直前に渡る濠が、それ。
本郷三丁目を出ると、間もなく視界が開け、東京ドームなどが目に飛び込んでくる。
後楽園に到着だ。
後楽園を出ると、左手の車両基地を見ながら進む。
そのまま進んで、再びトンネルに入って茗荷谷。
丸ノ内線の旅も終盤である。
ちょっと距離があって新大塚。
出口は、進行方向最後尾の車両が便利。
再び地上に出ることなく、行き止まり式ホームの池袋に到着して、丸ノ内線の旅は終わる。
なお、池袋到着直前、ポイント通過で車体が大きく揺れることがある。