2024年2月、日本では和風月名「如月(きさらぎ)」と呼ばれる月。寒さで衣を更に重ねて着ることから「衣更着(きさらぎ)」とする説が有力のようですが、気候が陽気になる「気更来」、草木が生える「生更木」などのいわれもあります。梅が咲き始める季節でもあり、「梅見月(うめみづき)」とも呼ばれます。

 

 

 大波乱の1月

 

令和6年能登半島地震

 

1月1日に「令和6年能登半島地震」が発生。2日、3日……と前代未聞な出来事が続き不安な日々が続きました。一方、2024年の1月1日は、吉日が重なる「大開運日」としても知られ、芸能人や有名人の結婚発表もありました。驚くようなビッグカップルの結婚発表が続いたり、一方で芸能界引退のニュースも。たった一ヶ月で、様々な情報が飛び交い、慌ただしさを感じました。

 

 

1月末には、マンガ雑誌で連載中の「セクシー田中さん」などで知られる漫画家の芦原妃名子さんが急死。日本テレビ系列でドラマ化されていましたが、脚本制作作業の段階で何だかの問題があったとみられています。ネット批判は現在も続き、大きな問題となっています。

 

 

 

 

 

 節分

 

2月3日は、季節の変わり目に邪気を払って無病息災を願う行事「節分」です。豆まきは「魔(ま)を滅(め)する」に繋がり、鬼や疫病を追い払って福を呼び込むという意味があります。恵方巻は、その年の恵方(吉方位)を向いて、無言で太巻き寿司を丸かじりする風習。暦上は「冬」最後の日。風邪をひいたり、体調不良になりやすい時期ですから、気をつけて過ごす必要があります。

 

 

 立春

 

立春

 

二十四節句「立春」から暦上は春となり、日本や中国の占いでは運気がガラッと変わっていくタイミング。まだまだ寒いは続くものの、本格的な春に向けて、期待や不安が膨らんでいく時期となるでしょう。一方で、西洋占星術では、3月20日に太陽が牡羊座に移動したタイミングが大きなターニングポイント。それまでにマインドを新年に切り替えていくことが大切でしょう。

 

 

 水瓶座の新月

 

Apple vision pro

 

2月10日は「水瓶座の新月」が到来。未来・IT・夢・絆・コミュニティなど形のないものへの価値が高まっていくでしょう。価値観の変化や技術革新が進んでいく兆しが見えてくる流れになりそう。オリジナリティや未来志向が大切になってくる時期で、停滞した物事を大きく変えていくチャンス。古いものを手放して、新しいものを得ることが大切でしょう。

 

 雨水

 

雨水

 

2月19日は「雨水」で、雨が雪に変わって降りはじめる時期を表す節。山に積もった雪もゆっくりと解け出し、大地を潤します。農作業の準備を始める目安といわれ、2024年の目標を実現に向けて動き出すにはいいタイミングでしょう。地域によっては 「雨水」の日に雛人形を飾ると良縁に恵まれるともいわれています。

 

 乙女座の満月

 

2月24日「乙女座の満月(スノームーン)」の頃は、苦手や苦労と向き合う必要がありそう。見て見ぬふりしてきた問題を解決するために行動していきましょう。また「新しいステージに立つ」という意味合いも。昨年から引きずっていることに一区切りし、広い視野を持つように意識してみてください。

 

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