2023年5月、東京都目黒区目黒の自宅にて、歌舞伎俳優・市川猿之助さんが両親と共に3人で倒れているのが発見されました。そんな中、2021年2月5日に放送されたTBS『ぴったんこカン・カン』で、半沢直樹の熱演が話題となった市川猿之助さんをゲッターズ飯田さんが鑑定していたことに注目が集まっています。

 

 4代目市川猿之助

 

 

  • 1975年:歌舞伎俳優の市川段四郎さんの長男として誕生
  • 1983年:二代目亀治郎を名乗り初舞台
  • 2003年:三代目市川猿之助さんの一座から離れる
  • 2007年:NHK大河ドラマ「風林火山」の武田信玄役
  • 2012年:「ヤマトタケル」で四代目猿之助を襲名
  • 2015年:スーパー歌舞伎II ワンピース
  • 2018年:「ブラックペアン」西崎啓介役
  • 2020年:「半沢直樹」伊佐山泰二役
  • 2022年:「鎌倉殿の13人」文覚役
  • 2023年:救急搬送

 

市川猿之助さんは、1975年11月26日生まれの歌舞伎俳優。1983年に、二代目亀治郎を名乗り初舞台。2003年には、三代目市川猿之助さんの一座から離れます。2023年5月18日、東京都目黒区目黒の自宅にて、歌舞伎俳優・市川猿之助さんが両親と共に3人で倒れているのが発見されました。

 

当時の状況は、40代の男性マネージャーが意識もうろうの状態の市川猿之助さんを発見し「本人と両親の意識がもうろうとしている」と、午前10時すぎに119番通報。救急隊が自宅にかけつけたところ、猿之助さんは半地下の自室で意識がもうろうとしており、父親の市川段四郎さん(76)は2階のリビングで仰向けで倒れたまま意識不明の重体で発見されたとのこと。それぞれ渋谷区の病院に救急搬送されましたが、父親はその後死亡が確認されました。母親(75)も2階のリビングで倒れており、その場で死亡が確認されています。警視庁によると、3人とも外傷はなく、キャンバスに手書きで書かれた遺書のようなものが見つかり「自殺を図った」と見ています。

 

同日発売された「女性セブン」には、共演する役者たちに対してキスや体を触るなどの「性的スキンシップ」を求めていたと、劇場関係者らの証言などをもとに報道されていました。

 

19日、猿之助さんは「家族会議をした。死んで生まれ変わろうと家族で話し合い、両親が睡眠薬を飲んだ」と証言。女性誌報道を受けて家族会議が行われたと推測されます。死因となった薬物を誰が入手して、誰が飲ませたのかによって、同意殺人罪や自殺幇助に……。

 

同意殺人罪とは、人から殺害を依頼されたり、同意を得て行う殺人のこと。人から積極的に殺害を依頼されることを「嘱託」、人から殺害されることについて同意を得ることを「承諾」と言います。嘱託・承諾があったと証明するには、被害者自身の嘱託・承諾であったこと、嘱託・承諾できる能力のある者の自由かつ真実の意思に出たものであること、殺害以前に嘱託・承諾があったこと、が必要とされるそうです。


自殺幇助とは、自殺を手助けする行為。刑法202条には、「人を教唆し若しくは幇助して自殺させ、又は人をその嘱託を受け若しくはその承諾を得て殺した者は、6月以上7年以下の懲役又は禁錮に処する」と定められています。

 

両親の死因は「向精神薬中毒」の疑いとされていますが、医師は100錠以上飲んでも死ぬとは限らないとしており「睡眠薬は処方する日数制限があり、1カ月以上は処方できない決まりがあります。例えば30錠などが一つの制限としてあって、そこを守って処方しているきちんとした病院でしたら、大量に処方されるということはありません」と語っています。

 

 明らかになってきた事件

 

愛するM 次の世で会おうね たかひこ

 

警察の捜査が進み、事件の詳細が次第に明らかになる中、死ぬ覚悟を決めた猿之助さんが残した「遺書」のようなものに注目が集まったのです。遺書のようなものには「愛するM 次の世で会おうね たかひこ」と書かれていたと言われており、様々な憶測が飛び交っています。最愛の人へのメッセージは誰に向けられていたのでしょうか……

 

 

ジャニーズファンの間では「愛するMってジェシーのこと?」とする説があります。SixTONESのメンバーとして活躍しているジェシーさんとする声も。ジェシーさんのイニシャルは「J」ですが、本名は「ルイス・まさや・ジェシー(母親の旧姓が佐藤のため「佐藤昌也」とする説もある)」で、「M」とも取れるそうです。猿之助さんとジェシーさんの関係性については、金曜ナイトドラマ『最初はパー』で共演し、プライベートでは二人きりでディズニーに行くほどの仲です。

 

一方で、メディア報道などでは、猿之助さんのお気に入りの俳優で、マネージャー・付き人・運転手だった、石橋正高(いしばし まさたか)さんのことではないかとされています。

 

 

 運気グラフ

 

 

2021年2月5日に放送されたTBS『ぴったんこカン・カン』で、ゲッターズ飯田さんが、半沢直樹の熱演が話題となった市川猿之助さんを大鑑定していました。2019年から2020年は「挑戦の年」で、2021年前半からは忙しさが増してくると予言。占い通り、幅広い分野で活躍を見せていました。

 

さらに遡ると、2014年に放送されたフジテレビ系列『バナナマンの決断までのカウントダウン』では「言った事をすぐ忘れる、コロッと急に変わる」「来年(2015年)の誕生日周辺にコロッと急に変わる」「邪魔されることが面白いと思うように」「結婚した方が良い」と鑑定していました。

 

2023年は解放の年

 

 

ゲッターズ飯田「解放の年、月、日は、これまでの努力したことに運が味方する時なので、サボってしまった人はサボったことが注目されてしまうだけ。自分が本気で取り組んでいたのか確認する時だと思っておき、すぐに学びと努力を行動に移しましょう」

 

2023年は、「解放の年」と呼ばれる年。努力を続けた人は大きな成果を得られる一方で、サボってきた人はサボっていたことにフォーカスが当たってしまう運気。これまでの積み重ねに運が味方する時ですが、その反面、見て見ぬふりしてきた問題が注目されてしまうタイミングでもあると言われています。

 


解放の年というのは、抱えていた問題やプレッシャーから離れられる年。背負い込んでいた荷を下ろし、自分の健康や心の安定を優先させることが大事なのかもしれません。

 

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