北海道の道をドライブしていると「野生のキツネ」に遭遇。他の同乗者は「気づかなかった」と言っており、一人だけ大興奮でした。そんな野生のキツネに出会った「スピリチュアル」的な意味とは一体……?

 

野生のキツネに出会ったスピリチュアル意味とは?

 

野生のキツネに出会ったスピリチュアル意味は、様々な解釈がありますが、一般的には「知能や感覚やスピリチュアルな力が向上している」「身の回りに幸福な変化が起きる前触れ」「運気上昇が起きている状態」などのメッセージを持っていると言われています。今回の急な出会いは「複雑な問題を解くことができたり、自分自身のパフォーマンスに満足感が得られる状態になっていく」といったプラスな状況に物事が進んでいく予兆だと思うのです。

 

キツネは稲荷神の使いとして五穀豊穣や商売繁盛の神聖な生き物とされている一方で、人を化かしたり祟ったりする妖怪という捉え方もあります。そのため、野生のキツネに出会った時の感じ方や行動によって意味合いが変わってくるのかもしれません。いずれにしても「お狐様」だと思って敬意を払い、感謝の気持ちを持つことが大切ですね。

 

出会った時の感情

 

今回、野生のキツネに出会った瞬間、感じたのは「キツネだ」「キツネに会えるなんて珍しい」「かわいい」という気持ちが強かったです。ネガティブな感情としては「きれいなキツネじゃなかった」という点がありました。
 
出会った野生のキツネは、毛が抜け落ちてボサボサの状態。これはキツネの健康状態に問題があるわけではなく、季節によって毛の厚さを調整する現象です。冬は寒さから身を守るため、硬い上毛の下にフワフワの下毛を生やし、太くふわふわに。夏は暑さを避けるために、冬毛が抜け落ちて上毛だけのスレンダーな夏毛に生え替わります。栄養状態が良いキツネは、冬毛の毛並みが良くて大きく見えることが多いようです。キツネは衣替えの最中で、動物図鑑で見るような綺麗な状態のキツネではなく、汚いように見えました。そのため「きれいなキツネじゃなかった」と感じたのです。
 
感情の割合からいえば、野生のキツネに出会ったスピリチュアル意味は「9割以上はプラス(吉兆)で、1割以下がマイナス(凶兆)」のような気がしました。
 

キツネの吉兆

 

  • 五穀豊穣や商売繁盛
  • 技術や能力が高まっている
  • 人生に幸福な変化が起きる
  • 運気上昇が起きている
  • 直感を信じて行動することで吉
  • 恋愛運が高まっている
  • 大きな幸福が起きる前触れ
  • 狐に導かれて特別な領域に入る
 
キツネの中でも「九尾の狐」や「白・黒・金・銀の狐」などの特別な狐に出会った際は、瑞獣としての神秘的な力やメッセージを受け取ることができると言われています。
 
白いキツネは、神聖で幸運の象徴で「出会うと大きな幸福が起きる前触れ」です。黒いキツネは「北斗七星の化身」で、平和のシンボル。金と銀のキツネは、陽と陰を表し、妖狐と呼ばれる霊力を持つ生き物です。どの色のキツネでも、人を化かしたり憑いたりすることもあるので、注意が必要です。
 

キツネの凶兆

 

  • 化かして騙したりする
  • 狐憑きになる
  • 精神を乱される
  • 祟られて不幸になる
 
野生のキツネに出会ったら、必ずしも「縁起が悪い」というわけではありません。野生のキツネは神聖な生き物であり、神の使いとして人間と神様を繋いでくれる存在でもあります。野生のキツネに出会ったら、感謝の気持ちを持って敬意を払えば、お狐様のご利益や守護を得ることができるかもしれません。
 
狐憑きになると「精神が錯乱したり、狐のような言動を取ったりしてしまう」と言われています。狐憑きは古くから日本の民間信仰において恐れられてきましたが、現代では精神疾患やてんかんなどの病気が原因だとされています。幻聴・幻覚、暴力的や不合理な言動、四つん這いで走り回ったり飛び跳ねたりする、赤飯や油揚げを欲した時は、狐憑きと共に精神的な病を疑う必要があるかもしれません。部屋を整理整頓したり、ストレス発散を心がけておくのも有効です。

 

今回「きれいなキツネじゃなかった」と感じたのは「冬毛から夏毛に変わる」という点でした。これを人間に置き換えるなら「シワシワの冬服を脱いで夏服に着替える必要がある」とか「過去を捨てて、未来に向けて目を向ける」、「今の生活をやめて、新しい生活に引っ越す」という意味合いにも思えてきます。
 
一方で、冬毛から夏毛に変わるのは「自然と変わる」という意味合いも考えられます。直感での行動が必要である一方で、体調や価値観など、自然と変化していくことも出てくるというメッセージなのかもしれません。

 

野生のキツネに出会った後の開運行動

 

野生のキツネに出会った後は「直感を信じて行動する」と開運につながると言われています。積極的に動いていくことで、仕事や恋愛など、すべてのことが良い方向に進んでいくのです。特に、キツネのつがいがいた際は、恋愛運が高まっている証拠。勇気を出して一歩踏み出してみると心の中に秘めていた願いが叶います。
 
野生のキツネに出会った後は「稲荷神社に参拝し油揚げをお供えする」と良いとも言われています。お狐さまが喜ぶような行動をすれば、チャンスをつかむことができるとされる一方で、対応によっては悪い流れに向かうこともあるのです。敬意を払い、感謝の気持ちを持つことが大切ですね。
 
天気雨は、狐の霊力によるものと考えられ「狐の嫁入り」とも呼ばれています。日が照っているのに雨が降るのは、狐が嫁入りするときに雨を降らせて、人目につかないようにするとされています。地方によって、狐雨という呼び方も。キツネに出会った後に降る雨は「恵みの雨」だと思って、負の感情を浄化することを意識してみると良いかもしれません。
 

全国の稲荷神社

 

  • 伏見稲荷大社(京都):稲荷神社の総本宮
  • 豊川稲荷(愛知県):稲荷信仰の発祥地
  • 笠間稲荷神社(茨城県):飛鳥時代に創建された歴史ある神社
  • 最上稲荷(岡山県):最上位経王大菩薩を祀り、稲荷信仰と深い関係
  • 祐徳稲荷神社(佐賀県):年間300万人の参拝者が訪れる神社
  • 志和稲荷神社(岩手県):東北三大稲荷の一つ
  • 竹駒神社(宮城県):日本四大稲荷の一つ
  • 福島稲荷神社(福島県):伊達氏の信仰を受けた神社
  • 箭弓稲荷神社(埼玉県):関東三大稲荷の一つ
  • 鼻顔稲荷神社(長野県):信州三大稲荷の一つ
  • 千代保稲荷神社(岐阜県):商売繁昌・家内安全のご利益
  • 玉造稲荷神社(大阪府):近畿三大稲荷の一つ
  • 瓢箪山稲成神社(大阪府):近畿三大稲荷の一つ
  • 草戸稲荷神社(広島県):創建は平安時代
 

稲荷神社は、稲荷大神を祀る神社で、日本には約3万社あると言われています。中でも「日本三大稲荷」は全国的にも有名で、参拝者も多いです。定義は諸説ありますが、伏見稲荷大社は稲荷神社の総本宮で、日本三大稲荷の1つとして確定しています。最強稲荷神社は「伏見稲荷大社」と言っても過言ではないかもしれません。

 

全国には様々な稲荷神社がありますが、芸能関係者、ジャニーズアイドル&ファンの参拝者が多いのが「豊川稲荷東京別院」です。関東にいる霊能者やスピリチュアルカウンセラーの多くも足を運んでいます。境内にある「融通金」をいただくと、お金の出入りや回りが良くなると信じられており「参拝直後に大きな仕事が入ってきた」という人もいらっしゃいました。

 

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