今日、仕事(アニメの原画)で、一気に三つの作品をアップさせました。
とは言え、昨日二つの作品の作画打ち合わせをしましたし、明日にも一件、打ち合わせが控えています。
しかも今回、ある作品では超モブシーンを担当することになり、正直、テンションはやや下がり気味。
モブというのは群集のことで、それが止め絵なら百歩譲っていいのですが、動きまくりなので締め切りまでにアップできるかどうか自信が持てません。
昨日、キャリアのある制作さんが和風に来られたので上がってもらい、昨今の業界事情について情報をいただきました。
今年は、秋の新番組がたくさんあるらしく、アニメの仕事がどんどん増えているとのこと。
アニメーターにしてみれば、あぶれる心配がないので喜ばしいことではあります。
しかしまあ、「働けどぉ、働けどぉ‥‥じっと手を見る」状態は何十年来と変わっていないのも事実。
でも、今日のちょっぴり良かった話。
通常、テレビアニメの原画単価は、1カット4千円前後ですが、今日、請求書を出したある劇場作品の単価は、何と1万円でした。
この単価がテレビ作品でも普通だったら、どんなにアニメーターが救われることか‥。
因みに、その制作さんの容姿が、スキンヘッドで口の周りにひげをたくわえていたので
「大魔王シャザーンみたいですね」
と言ったのですが、全く通じませんでした。
年代の格差を忘れてたぁ‥‥。
「大魔王シャザーン」というのは私が子供の頃に放映されていたアメリカのアニメですが、実際の制作は東映動画がやっていたらしい。
