「日本版DBS」法案が一つの反対論もなく全会一致で賛成され、法律になりましたよね。
これは、子どもを性犯罪から守るために、最長20年までさかのぼって性犯罪前科の有無をチェックし、該当者には教育や保育の現場での就業を制限する仕組みらしいです。


学習塾も参加に前向きみたいです。
学習塾はそれで安全なことを証明したいのかもしれないですが、個別指導塾の先生はほとんど学生のアルバイト。なんにも変わらない気がします。
学習塾の講師は若いので初犯が多いし、埋もれていることもたくさんある気がします。

ことし3月、大手学習塾で、教え子の児童を繰り返し盗撮したなどとして、元講師の男性に執行猶予のついた懲役2年の判決が言い渡されました。
元講師は、盗撮にとどまらず、児童の名前や住所などをSNSのグループチャットに投稿していたことも明らかになり、社会に大きな衝撃を与えました。これはNHKさん取材に対する元講師からの手紙です。

 

    
元講師の手紙
「成人を恋愛対象とする人と、子どもを恋愛対象とする人、どちらになりたかったかと問われれば、迷いなく全員前者を選ぶでしょう。にもかかわらず、気づいたら後者になっていたわけです。小児性愛者は世間の嫌われ者です。社会の敵です。なりたくてなったわけじゃないのに、なぜこんなに嫌われなきゃいけないのか、そういう不満も持っているのです」

元講師の手紙
「私は大学生のころに、小学生の女の子に一目ぼれしました。ただ、好きといっても、おつきあいしたい、という感情ではないです。その子を強姦して自分のものにしたいという感情です。だから恋愛感情とは少し意味が違うかもしれません。私は自分の欲望を文字に起こすことで、実際に性加害をしたいという気持ちを抑えていました」

誰にも言えない欲望を抑えるために、元講師が始めたのが、インターネットに自作の小説を投稿することでした。

元講師の手紙
「小説執筆の応援として低学年の女の子が被写体となった児童ポルノ動画を2本送ってもらい、それを見たときは感無量でした。だって、本物の小学生なんですから。それ以来、私は子どもを被写体とした漫画には見向きもしなくなり、ひたすら児童ポルノ動画を探すようになりました」

元講師の手紙
「ある生徒がたまたま授業中に四つん這いの体勢になったので、短パンの隙間からパンツが見えたのです。その時にドキッとしたのもそうですが、その子が中でも騒がしい子だったので、仕返しとして盗撮してやろうと思い、盗撮に手を出してしまいました」

SNSをきっかけに性被害に遭った18歳未満の子どもは、なんと去年1665人だそうです。
小型カメラやスマートフォンの発達によって盗撮事件も増加。去年7月に「撮影罪」が成立して以降、20歳未満の被害者は524人だそうです。
 
事件が起きないようにするには、教室を管理する人の意識が最も大切な気がします。
性犯罪歴のある人を排除したことで安心していることが危険な気がします。今でも最初から、性犯罪者であるほうが少ないので。