名古屋市教委が9月から、

市立のすべての中学校と高校に

人工知能(AI)技術を活用した

テストのデジタル採点システムを導入

することが分かりました。

長時間労働が常態化している教員の働き方改革の推進が目的で、

AIの処理能力で採点時間の短縮を図れそうです。

すでに導入しているところでは、採点に平均7.8時間かかっていましたが、

「デジタル採点システム」では4.2時間に短縮できたという声もあります。

「デジタル採点システム」では、生徒はこれまで通り「紙」で解答し、

その解答用紙をデータとして取り込みます。

 選択問題の場合、採点したい問題をクリックすると、

AIが自動で「〇」や「×」を付けてくれます。

 記述式の問題は先生が採点するようです。

この時、複数の生徒の回答を並べて、見比べながら採点することができます。
 
マークシートとは異なり、時間を短縮できる分、

記述の問題の充実を図ることもできそうです。