
コカ・コーラ東海クラシック第1日(29日、愛知・三好CC西C=7310ヤード、パー72) マンデー予選でトップ通過した無名の片岡大育(だいすけ、22)=Kochi黒潮CC=が5バーディー、1ボギーの68で自身初の首位発進を決めた。原動力はキャディーを務めた美人アマチュアの森美穂(18)。三好CCの研修生でハウスキャディーとして“女房役”を務めた。6人が並ぶ混戦のスタートで、石川遼(20)=パナソニック=は4バーディー、3ボギーの71で3打差の21位につけた。
耐えて耐えて迎えた最終9番。石川は6メートルのバーディーパットをねじ込むと力強く右手を握った。ティーショットが乱れ、フェアウエーをとらえたのは1ホールだけ。キープ率は108選手中105位の7・14%ながら、首位と3打差の通算1アンダー21位と上々のスタートを切った。
「内容より結果の方がよかったのでラッキー」との言葉通り、運も味方した。18番の第2打はあと数センチで池ポチャだったが、縁にある石垣に跳ねてグリーン右奥へ。「デカイなと思った」と、何とかパーでしのいだ。
今大会から午前スタートだけとなり、ハーフターンでの待ち時間が始まったことも大きかった。「休憩がなかったら取り返しのつかないことになっていた。自分に活を入れることができた」。45分の間に気持ちの切り替えに成功。37で回った前半から一転、後半は34と巻き返しに成功した。
日本女子オープンの会場・名古屋GC和合Cとは直線距離で約7キロ。ギャラリーを奪い合う“名古屋決戦”の第1日は女子の3619人に対して4405人と快勝した。「名古屋のみなさんに熱くなってもらいたい」。ゴルフ界の主役は俺!! 最終日は、今季初Vで観客の視線を独り占めする。