今日は早朝から家族で移動。



新幹線に乗るため東京駅へと向かうのだが、まだラッシュの時間では無いと判断して電車で向かうことに。



案の定、座席は全て埋まっているものの、つり革に捕まり立っている人はぽつりぽつりで混雑といった感じではなかった。よし、順調!



新幹線を降りてからも移動が重なるので、ベビーカーは持って来ずに、妻が抱っこ紐で息子を抱っこし、僕がスーツケースやらなんやらを持つ。



『優先席に行けば抱っこしている妻を見た誰かしら有識者が席を譲って座らせてくれるだろう』と期待し、優先席へ。



席は6席。3席×対面の6席。



そこにはおじさん6人が座っている。朝の6オジ。



優先席座り6オジ、1抱っこ妻。



2オジは、抱っこした妻が来た途端に目を閉じた。



『目を開けていたら俺はこの女に席を譲らなければいけない。』



そんな葛藤があるのだろう。わかるよ、わかる。



『俺は見なかったことにする!譲る気持ちはある。けど見ていないから譲れないんだ。』といったところだろう。むしろ理性のある有識者だ。



そして2オジは、イヤホンをつけてスマホで動画を見ている。

1オジは、器用に新聞を縦長に折り、朝の情報収集に勤しんでいる。そこ器用なんかい。心も器用でいてくれよ。



すると、ひとりがチラッとこっちを確認し、、、、

スマホに目を戻す。



僕は『自分はいじわるだよなぁ』と思いつつも、


チラ見イヤホンオジの正面に妻を誘導し、立たせてみた。そう、検証だ。それって実際どうなの果。




さすがに都会の荒波に揉まれているだけあって、こんなことでは動じない。



と言うかきっと、優先席に座っているという意識も薄いのだろう。


『なんで座るかって?そこに座席があるからだよ』



彼らからはかっこいいセリフすら聞こえて来そうだ。


続けて彼らは


『朝はね、優先席なんて無いんですよ』

そんなことすらも言いそうだ。



そんな風に頭の中で、一人一人に吹き出しを作っていると二駅が過ぎ


3席がガッと空いた。



妻を座らせるやいなや


『凄いな。笑』とひと言いうと妻は全てを察し


『朝はみんな疲れてるからね。仕方ない仕方ない〜』と笑いながら言った。



僕は今日、妻のことをマリアと呼ぶ。



渾身の、マーリアッ が出るだろう。



僕の機嫌を取るのはいつも妻だ。今日も良い日になりそうだ。



それでは皆さん、良い一日を!