昨日NHKBSプレミアムで放送された


もうひとつの千と千尋の神隠し


しっかりと観させて頂きました。


『なんすか?それ』と言う方に簡単に説明すると、

舞台 千と千尋の神隠しの幕が開くまでの200日密着ドキュメンタリー番組です。



控えめに言って



最高でした!



素晴らしい番組だった。



と同時に、改めてすごい作品に携わらせてもらったんだなぁしみじみと思った。



稽古の初期段階ももちろん映していたんだけど、それを観ていると当時の不安や苦労が鮮明に蘇って来て、少し息が苦しくなった。笑



いやぁ本当に大変だった。



僕個人のことを言うと、青蛙のパペットを操作するにあたって、パペットが重たくて腕が公演最後までもたないと本気で思い、スタッフさんに相談をしたこともあった。



コロナの影響もあり稽古は何度も止まり、その度に『これは間に合わないんじゃ、、、』という不安にかられた。



僕個人のあの時の苦悩が蘇るとともに『あぁ、この人はこんな壁にぶち当たっていたんだ』と番組を見ながら感じた。



しかし番組が終わる頃には、なんとか公演が出来たことの達成感


そして、自分の身体が壊れなかった事の安堵感が、これまた再度込み上げて来て胸が熱くなった。



少し硬くなった胸がすぅーっと解けていくのがわかった。



芸人として、エンターテイナーとして、表現者として成長させてくれたこの作品に大大大感謝している。



そして、よく200日も密着し続けてくれた久保田ディレクター。



敬意を表します。あなたはすごい!



純粋な疑問なんだけど、、、


あんな膨大な素材をどうやって精査するんだろう。


久保田D、、、あんたはすごい。



ということで、またカエルやりたいっす!