先日、僕の元に知らない人からこんな様な一件のラインが届いた。



「はじめまして。2◯期の山田太郎(仮名)と申します。現在◯◯という会社に勤めており、部長がおばたさんのこと好きなので弊社のイベントに来て頂けないでしょうか?」



、、、誰??全く知らない人からのざっくり過ぎるLINE。



文面を見るからに、僕の何らかの後輩なのだろう。◯◯期とあるので、おそらく吉本のNSC2◯期で、僕が18期だから芸人の後輩と察した。



僕はこう返した。



「まずなぜ僕の連絡先を知っているのか、誰から聞いたのか、そのイベントが社内向けのものなのか、社外向けのものなのか、色々と説明不足すぎる」




来た返事に僕は驚愕した。



「すみません、日体大ラクロスOBのLINEグループからおばたさんの連絡先を探して登録し連絡しました」




関わったことのない、日体大の部活の後輩であった。




OBのグループとはいえ、面識のない先輩、ましてや自分で言うのは気が引けるが、表に出る仕事をしている人間の連絡先を勝手に登録し、説明不足過ぎる用件内容を送ってくることに



ショック極まりかった。



『じゃあグループ退会すれば?』


そう思う人もいるだろう。僕も第三者だったらそう思う。



しかし僕は、OBとして情報を共有して


後輩の活動を応援したいし、同じOB同士で何かをするときに力になりたいし、自分が芸能をやっているからといってプライバシーをあまりに優先して繋がりを狭くし過ぎたくない


という想いからグループには属していた。



その上で、


日本体育大学という場で、4年間体育会の部活動をしてきた人間に、


礼儀とマナーという点でこちらが【勝手に】その辺りを信頼してしまっていたのだろう。


だからこそ、このグループだけは、知らない人、一度も関わりがない人がいても入っていた。




現に、誰かわからない人が属している、例えば高校の世代を超えたLINEグループなど、招待を受けたが

お断りしてしまったものも沢山ある。



こういったものはすべては関係性が重要だ。



僕も関係性のしっかりある人間のLINEであれば


同じグループにいる場合は勝手に登録をし、連絡をする。



しかしそうでない場合は、絶対に山田太郎の様なことはしないし、非常識だと感じるし、



自分が中間の人間であっても注意を払う。



【中間の人間】とはどういうことか。



先日、鬼越トマホークの金野さん(よしもとの先輩芸人)から連絡があった。



『伊集院光さんの連絡先おしえてくれる?』



聞きたい金野さんと、その先の伊集院さんとの間にいる【中間の人間】の僕はこの様に返信した。



『承知しました!お聞きするので、伊集院さんにお伝えするに当たって、どういった用件で伊集院さんの連絡先をお知りになりたいのかお聞かせください!』


伊集院さんに


『鬼越の金野さんが連絡先を知りたいとのことですが、教えても宜しいでしょうか?』


これだけだった場合


「なんで?」が来ることが予想されるし、自分が当事者だったらそう思うから。あと、なんかちょっと雑に感じるし。



仮に、伊集院さんと金野さんの間で連絡先を交換することが既に話されていたら、金野さんはそのように言ってくるだろう。




だから、中間の人間の場合は、なぜ知りたがってるのか用件を聞く必要がある。



それが先輩であれば、より丁寧に。



話は戻り、こういったことが礼儀とマナーを重んじる場で過ごして来て

更に社会人になった人間は当たり前にある感覚だと思っていたのは、



僕の概念の押し付けなのだろうか、、、



とにもかくにも、僕の周りの『デキないイジり』をされている芸人の後輩ですら出来ることを出来なかった後輩に、


残念な気持ちを抱いた話でありました。




社会人の皆さん、気をつけなはれや!



もしやっている人がいたら、


LINEのそれ、非常識だよガーン