年末にあった出来事をふと思い出したので。
年末に明治座でミュージカルがあって、その時に明治座のすぐ近くにあるフレンチトーストのお店で、僕は店頭でカフェラテといちごのフレンチトーストを頼んだ。
以前も明治座で公演があった際に何度か利用させて貰ってて、店員さんの『いつもありがとうございます』というお声掛けからして、僕の存在には気づいてくれている様子。イェイ!
紙袋に入ったであろうカフェラテといちごフレンチトーストを僕は中身を『確認せず』受け取り、明治座の楽屋に入る。
もはや明治座での公演前のルーティンにすらなっている。食べるのが楽しみだ
茶色い紙袋の中を除く。カフェラテと、、、いちごの、、、パンナコッタ??
ありゃ?間違えちゃったかな?
どうやら店員さんは間違えてしまったようだ。
でも、お店に戻るほど時間に余裕は無いし、このお店のパンナコッタは食べたことないので、むしろ新しい発見になるかぁ〜と思いパンナコッタを食べることにした。とってもおいしかった。
何事もなかったように準備を進めていると、20分くらい経った頃だろうか。明治座のスタッフさんが楽屋を訪ねて来た。
「失礼します!おばたさん、フレンチトーストのお店の方が、お渡しする商品を間違えてしまったと言って、注文された正しい商品持って来られました。店員さんもうお店帰っちゃいましたけど!」
なんと、お店の方はミスに気がつきいちごのフレンチトーストを持って来てくれたのだ。
きっと店員さんは『明治座で公演があるんだろうなぁ』と調べて持って来てくれたんでしょう。
いちごのフレンチトーストを確認し、お礼を言うために僕はお店に電話をかけた。
『お笑い芸人のおばたのお兄さんです。わざわざありがとうございました。いつも美味しく頂いております。パンナコッタも美味しかったです!』
すると店員さんは
『大変失礼致しました!わざわざお電話ありがとうございます!嬉しいです!』
と、電話したことを喜んでくれていた。
自分の行動について言うのもなんだけど、やっぱり感謝の言葉とか、おいしいです!とか、ありがとうございます!とか、プラスの言葉は伝えるに越したことは無いと思う。
僕も気持ちがいいし、この店員さんだって、もし僕が電話しなければこの一連の出来事としては『ミス』のまま終わってしまうからだ。きっと僕を見るたびに『怒ってるかなぁ、、、』とか思うだろう。そんなことは取り除いてあげた方がいいに決まっているのだ。
結局みんなハッピーがいいよねって話!
ただ、ファーストフードのお店でセット頼んでポテト入ってなかった時は、僕だってめっちゃムカつきます!笑
人間なので!!
また明治座であったときは行こうと思います。今度はパンナコッタも注文しよう!あのとき美味しかったので!
(写真はイメージです)