前回、小原治療院では人の身体を捻じれたタイツに例えてお話ししました。

人の身体は生活習慣の癖(無意識)によって子供の頃から長い時間をかけて少しづつ捻じれたタイツの

ように形状記憶されます。そして、その形状記憶は主に座り方の癖によっておこるということでしたね。

肩こりのケースでは座り方の癖で捻じれた肋骨の中で1番引っ張られるところが肩甲骨の内側に位置

する肋骨角というところです。

首が前に出て、腕を前に出すときに1番負荷のかかるところが第1肋骨と下部頸椎(首の横)です。

では肩こりで特に特に苦しい首の横や肩甲骨の内側などの筋膜はいったいどのようなことになっている

のでしょうか?

それは例えて言うと絡まったタコ糸のようになってしまっていて、そのせいでそれぞれの筋繊維が自由

に動けなくなってしまっているのです。

小原治療院では団子状に絡まったタコ糸のようになった筋膜を1本1本解いていくように施術します。

こんがらがって絡まった筋膜繊維が解けると肩こりの症状は回復し始めて患者様は楽に感じ

 

絡まったタコ糸が解ければ解けるほど肩こりを感じにくくなり姿勢も正しやすくなります。