仙人の禁呪の話

「思いのまま」

スターシードの写真家 小原里美です。

いつもご覧いただきありがとうございます。

昨年から古代中国の仙人が来たり、皇帝神農が来たりと古代中国系の存在が来るようになり、古代中国を調べることが増えました。

その中で禁呪（きんじゅ）というものを知りました。

なにやら怖い響きに感じますがそうではなく、気や念力で対象物の思い通りに動くことを禁じる呪（まじな）いです。

古代中国の仙人は禁呪を使えたそうです。

もともと道師が山での修行中に毒蛇など危険な動物の動きを止めて身を守るために編み出したとのこと。

その禁呪の面白いところは、対象物の動きを止めるだけでなく、生物以外も思いのままに動かせること。

それは道具・疫病・水・火など何でも自由自在だったとか。

疫病を禁呪すると、疫病が流行っていても感染しない。

水を禁呪すると、水の上を歩く、氷点下でも水が凍らない、水をお湯にする、熱湯の中に手を入れても熱くないなど。

火を禁呪すると、火事にならない、火の中に座っていても焼けないなど。

とくに水や火を禁呪しようとした発想が面白いです。

柔軟な想像と創造力。

使い手のモラルの高さが大切ですが、禁呪って多岐にわたり無限の可能性があります。

神農↓

古代中国の親子↓

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