神社「日本三大古泉」

 

スターシードの写真家 小原里美です。

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2023年9月16日静岡で

 

芦ノ湖2↓

続きです。

 

箱根から熱海へ来ました。

熱海にある伊豆山神社には伊豆浜から始まる837段の参道階段があります。

その参道の始まりからすぐに走り湯と走り湯神社があります。

 

神写©小原里美

静岡県熱海市伊豆山

 

神写©小原里美

走り湯

 

走り湯は約1300年前に発見された日本で珍しい横穴式源泉。

日本三大古泉の一つとなっています。

中へ入ると源泉がブクブク湧き出ているのが見られます。

この源泉を発見したのが修験道の開祖である役小角(えんのおづぬ)です。

 

神写©小原里美

役小角

役行者と呼ばれます。

 

役小角は大和国(現在の奈良県)を中心に活動していました。

ところが、鬼を使役し高度な呪術能力を良く思わない者により伊豆大島へ島流しの刑となりました。

役小角は空を飛ぶことができたので不自由はなかったそうです。

大島にいた時に伊豆山から五色の湯煙が見えたので、海の上を渡り見つけたのが走り湯とのこと。

役小角は走り湯近くに小屋を作り修行をしたそうです。

すると「無垢霊湯(むくれいとう)、大悲心水(だいひしんすい)、沐浴罪滅(もくよくざいめつ)、六根清浄(ろっこんしょうじょう)」と書かれた金色の文字が霊湯と共に流れました。

「これは無垢の霊場である。菩薩の大きな慈悲の水である。この場に沐浴すれば罪が滅び、六根生じる六つの感官、眼・耳・鼻・舌・身・意が清らかになる」という意味とのこと。

それにより伊豆山に修験者たちが集まるようになったそうです。

 

神写©小原里美

走り湯神社

 

その走り湯を守っているのが走り湯神社となります。

始まりの地を見たので伊豆山神社へ。

 

伊豆山神社2へ続く

 

白龍と赤龍↓

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