「現実に飲み込まれない」
スターシードの写真家小原里美です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
先日「鬼滅の刃-遊郭編」のアニメが終りましたね。
物語も映像も本当に素晴らしかったので、終わってしまったのが寂しいです。
以前、宇髄天元(うずいてんげん)がお気に入りという話をしました。
アニメ放送中で書けなかった部分があります。
鬼殺隊は鬼に対する恨みや怒りを強く持っているか、正義感が強い子で、命懸けで最後まで戦います。
鬼を倒すことだけしか見えていない状態です。
しかし、天元は冷静に状況を見極めるので、目の前の現実に飲み込まれないです。
上弦の鬼との戦いになると思った時点で、炭次郎たちの命を考えて任務から外しました。
しかし、最後まで戦うと残った炭次郎、伊之助、善逸たちのお蔭で勝利することができました。
戦いが終わった後に蛇柱の伊黒小芭内(いぐろおばない)が到着します。
天元はこの戦いで左手と左目を失い「引退する」と言います。
小芭内は「いないよりマシだ 死ぬまで戦え」と引き留めます。
しかし、天元は引退します。
上弦の鬼を倒したら、普通の人として生きようと3人の嫁たちと約束していたからです。
忍時代に奪った人の命は戻らないけど、自分の過去のケジメをつけたのです。
やっと今までの自分の人生を肯定し普通の暮らしができるようになったのです。
それは3人の嫁たちのお蔭でもあります。
命尽きるまで正義として戦う姿はカッコイイとなりがちですが、戦いから退いても、戦えない人がいても、いろんな人がいていい。
正義が行き過ぎて、ミイラ取りがミイラになる人もいるから。
いまさら引き下がれないというのもエゴで、間違ったと思ったらその場で方向を変えればいい。
はじめに天元が「俺は神だ。派手を司る神。祭りの神だ」と言ったことに、善逸が心の中で「やべー奴。アホを司っている」と言う場面があります。
私はみんな本当は神様と知っているので、「天元、わかっている」と思いました。
善一に「やべー奴。アホを司っている」と言われること確定です。(笑)
宇髄天元の話↓
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2022年01月15日 07:00
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