発達段階って「子ども用の研究」ってイメージでした。
先日、大人の発達段階理論ってあるの?って疑問がふと浮かんで。
エリクソン先生の発達段階を見返してみました。
乳児期(0〜1歳半)
幼児前期(1歳半~4歳)
幼児後期(4歳~6歳)
学童期(6歳~12歳)
青年期(12歳~20歳)
成人期(20〜40歳)
壮年期(40〜65歳)
老年期(65歳〜)
大人になってからの段階分けがざっくりすぎません?
1段階20年以上って…
社会にでたばかりの頃と30台後半。
40歳になった頃と定年を迎える65歳。
老年期なんて「65歳~(全部)」人生100年の時代だから、ながっ!!って思ってしまう。
(エリクソンン先生の時代はもっと短命の人が多かったのかな)
(括りが長いのは、発達段階分類の場面だけじゃない。敬老会に青年部があるって聞いたことあります。60歳台後半の方々は、90歳台の方と話しが合わないのだとか。。。)
私の両親はもう90歳近く。
年を重ねるごとに、肉体的にだけでなく精神的にもしんどくなっているように感じます。
自分自身のことも自分以外のことも喪失体験多いし、残された時間が短いって感じてるから、そりゃあ辛くもなるよねって思います。
高齢者の心理、どなたか研究なさっていらっしゃるのかしら?とgoogle先生に聞いてみたら、ありました。「高齢者心理学」
高齢者の心理って、高齢者自身も含めてできるだけ多くの人が学べると良いんじゃないかって思います。
思春期のことは学校で習ったし、子育ての時には母親教室や雑誌やテレビで教育していただきました。心理的な学びは身近にあった。そして、こういった場面で知り得たことは、その時代の自分を助けてくれました。
子どもに関係する場面で役に立った発達段階の知識。高齢者にだってあてはまるはず。
高齢者自身も周囲の人も社会も、年老いて行くことによる精神的な変化や課題について理解が深まれば、日常的に抱える葛藤や抑圧を冷静に見ることができるようになる部分が増えて、少し落ち着いて過ごせる時間が長くなるのでは?
なんて書いている私も、まだ勉強できてません。
しっかり勉強してみよう。