アロハです!

 

今日は以前、種子島で上映会をした話を少し。

 

上映したのは、ハワイのレジェンドサーファー、

故レラサンのドキュメンタリー映画、『Heart of the sea』

 

 

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2003年って、今から19年前だったんですね〜

 

 

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女性サーファーのパイオニア。

そして、アロハスピリットに満ち溢れていたレラサン。

この時の資料を読んでみると、当時の自分の思いが鮮明に蘇ってきた。

 

以下は上映会で配った文です。

よかったら読んでみて下さいね。

 

映画を上映するにあたり

 

14年前に行ったHawaiiで、たまたま新聞に小さく掲載されていた上映案内を見つけてこの映画を見ました。

Rell Sunn は私が19才でサーフィンを始めた頃、すでに世界的に有名なサーファーで、

当時まだ、日本では少なかったレディースサーファー達の憧れの存在でした。

 

この映画でRellは癌に侵され辛い治療を受けながらもサーフィンを続けます。

人はどうしても自分中心に物事を考えてしまいますが、彼女は人々に無償の愛を与え続けます。

 

映画を見て感動した私は、日本に帰ってからも頭から離れず、島の女の子達に見せたかった事を友人に話しました。

すると彼はアメリカ国内でしか販売されていなかったDVDを入手。

日本語翻訳までして貸し出してくれました。

 

私も今年で46才、まだまだ、

「もっと波の上を上手に滑るようになりたい」

「いい波に乗りたい」と思います。

しかし、サーフィンの技術ばかりや、いい波だけを追い求めると、波と自分だけの世界になってしまい大切な物を見落としてしまうような気がします。

 

波乗りは楽しむもの。

仲間と楽しさを分かち合うもの。

それを忘れないで笑顔でサーフィンが出来たら、

明るく、平和な海になるのではないでしょうか。

 

映画の中のRellのサーフィンは、技術だけならもっと上手な人がいるかも知れませんが、誰よりも優雅で、美しく、輝いていました。

 

以下はあるサーフィン誌が彼女のサーフィンについて書いていた言葉です。

 

Surfing is a Joyous act of freedom

 

最後にこの映画を上映するにあたって協力して下さった、全ての方に心から感謝したいと思います。

     2003年10月8日  松田圭子