「希死念慮」に苛まれる中で見えてきたは、意外なものでした。

 

 

 「希死念慮」は日毎に強く成りました。

 そこで思い出すのは、命懸けで私を救ってくれた恩人です。泣きすがって助けてもらったにも拘わらず、

 

 「助けてもらわずに、あの時死ぬべきだったのかも知れない…」

 「何で助けたんだ! 放っておいてくれれば良かったのに!」

 

 そんな事をつい考えてしまう自分が嫌で、赦せませんでした。自身を責める思いは「希死念慮」自体よりも遙かに辛いものでした。

 

神鏡 (背景24) - オバケ草子より

 

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