先日、布帛の巻きロックについてレポしたのですが、今回はニット生地編を調べて参りました。 
基本的には、布帛の巻きロックと同じやり方です。ただし、ニットの場合は空環がよく動き回って、縫い目に巻き込まれてしまい易いです。縫い始めは、ある程度縫い進めるまで、空環を押さえつけておいた方がよいです。
2回目の巻きロックをかける場合も、1回目の巻きロックの空環(縫い始めの方側)をカットしておきます。(布帛の場合は、針の下へ布をきっちり誘導するのに空環があった方がいいなと思ったのですが)

上写真、2箇所で空環の巻き込まれ事故。
まずは天竺(ミドリ)。天竺の中でも薄地のでやってみました。(メスカットしながら。糸調子は右・上・下=7・1・7)
天竺は布耳と垂直に裁断した端が丸まるのが特徴の生地だと思うのだけど、こういう丸まる生地は、生地の裏面を上にして巻きロックをかけるとふりふりし易いと目にしたことがあるので、比べて見ました。もうひとつ、生地を引っ張りながら縫うとふりふりし易いというのも聞いたことがあるのでそれもやってみました。
その結果が写真①です。確かに生地の裏を上にしてかけた方がややこまかくふりふり。
「生地を引っ張りながら」はむしろふりふりが大きくなっているような?そして、引っ張りながら縫うのは、巻きロック縫い目が生地端から外れ易かったです。
(ふりふり具合は、差動を小さくする程ふりふり。なので、いつも最小の0.7でやります。差動を小さくする=のばし縫いだと思ってたんだけど、違うのかな?それとも、引っ張り方が悪いのかな~???)

そして、あることを思い出すのです。
薄地の天竺でラップルカットソー(蝶々みたいな袖)を縫った時、袖のふちを巻きロックにして縫い上げ、翌日に見ると、袖がくるくる巻き上がっている・・・。子どもの頃、靴下を脱ぐのに、上から巻いていったことありません?あの感じに、袖が丸まっていたのです・・・。
さ、さては。と、生地を左右に軽く引っ張ってみたら、ビンゴ。写真②です。
まるまる丸まります。
「超薄地」の天竺は、巻きロックが不向きのようです。天竺として平均的な厚みがあれば、天竺でも大丈夫。(あとに出てくる写真⑧の、ターコイズ色の巻きロックしている生成り×赤ドットの布が、天竺です。)
ニットの巻きロックは、「メスカット」で生地端を2つ折りにしないで縫っても大丈夫みたいです。ニットは、布帛に比べて端がほつれにくいのでそういうことが出来るってことなのかな、って推測。

写真③(ピントが合いにくいので、ふりふりを平らにして撮影しています。ハート生地は、スムースニットです。)のように、縫い目裏側でところどころ生地端のほつれが見えかけて「もこもさ」してる~って感じの部分を、つまんで引っ張ってみても、取れない様子です。(完全に、生地端から巻きロックが外れている場合は、その内に、そこの部分だけ巻きロックがほどけてきます。写真④:キャミソール裾:参照)
キャミソールの裾に「メスカット」で1回だけ巻きロックしたのを二枚、何度も洗濯していますが、不都合ない様子。(写真⑧、下の2枚がそれです)
ただし、「生地と似た色の糸で」やるのがオススメ。1回だけだと、縫い目の隙間から、生地の色が見えるので。
(自分のカバーステッチミシン、綺麗に縫えても「子どものトップスの裾」だけは、着用数回で糸切れしてしまうのです。子どもの脱ぎ方が乱暴なせい・・・。なので、「トップス裾」にカバステは使わず、ロックミシンでリブづけが基本なのですが、巻きロック始末にするのも手、にしているのでありました。)
でも、布帛と同じように、1回目は布端を2つ折りで縫う方が、安心は安心かな。
見た目は、メスカットでやるのとそう変わりはなく見える(写真③と⑤を比べてみて下さい。縫い目裏側でちょっと差がある位。)のですが、巻きロック部分を指でつまむと、2つ折りしてる分、張りがあります。

糸3本全部同じ色でやる分には、綺麗にできている気がするけれど、「右針糸」と「下ルーパー」の糸調子ダイヤルは、全く同じではなく、ミシン個体で微妙に違ってくるんじゃないかな~(基本的には同じ数字にするがセオリーだけど、例えば同じ機種でも、糸調子の「ミシン個体差」ってある筈)
とうっすら思っていたものの、どの糸がゆるいとか、糸の色が一緒だから見分けがつかず。糸の色を変えたらいいんじゃ~ん。と右針糸にターコイズ、上ルーパーはピンク、下ルーパーは黒にしてレッツラゴ。
同じ色の糸でやった時に決めた糸調子(右・上・下=7・1・7。写真③⑤と同じ糸調子ってことです。)でやってみると、写真⑥右側の2本のように、
ウーリー糸は、布端をくるむような縫い目。ターコイズの糸は、縫い目表側にちらり黒っぽく見えているのがそれ。そして、縫い目裏側で、黒が微妙にゆる~く見える。(これもふりふりを平らにして撮影)
ってことで、下ルーパーをきつく(0.5くらい大きくしました)したら、OH!縫い目がよくなった。写真⑥左側2本の縫い目がそれです。(右・上・下=7・1・7.5)
「巻きロック時の自分のミシンの癖を知る」には、全部の糸の色を変えて縫ってみる」ってどうでしょう。
次、違う生地で巻きロック(3本同じ色)を試し縫いする時は、右針糸より下ルーパーを0.5上げた状態で、やっていこうと思います。

巻きロックを2回目もかける時、裏側で1回目の縫い目とところどころでずれるのがキニナル・・・。違う色の糸でやったら、よく分かる~。それが写真⑦です。縫い目裏側がキタナイのわかりますでしょうか。糸調子を変えたり、下メス位置を変えたり色々してみたのですが、解決策が見つからずじまい。これも要研究じゃ。
巻きロックして、半年くらい以上経つ(洗濯がんがん済み)服を集めてパチリ~。が写真⑧。
一番上が布帛で、あとの4枚はニットです。基本綿100%で、下の二枚だけポリウレタン5%入り。
何故か、布帛の巻きロックだけ、毛玉・・・。同じ洗濯の仕方なのだけど。
参考までに、服を作った時のブログ記事のリンク。上から順に。カッコ内は、使用生地名です。
緑×オレンジドットスカート(シーチング)
アイボリー×赤水玉のラップルカットソー(天竺)
クロムグリーンのプリT(フライス)
アイボリーのキャミソール(スパンフライス)
桃色のキャミソール(スパンフライス)

そして写真⑨は、前回のレポでやった巻きロック。ムスメのサーキュラースカートになるのだけど、ピンク色がしっくりこない気がして、巻きロック部分をカットして2つ折り始末にしようか悩み中。ウーリー糸と90番糸をそうそう用意はできなくて(お金が飛ぶ~)、現在巻きロックが出来る色は4色しかなく、その中からピンクをチョイスしたのだけども、なんだかななな。
裾2つ折り始末するよりも、巻きロックのほうが落ち感がよいと思うのだけれど。
そうそう、縫い終わりの巻きロック始末は、わたしは熱で処理。電熱コテみたいなのを持っているので。熱処理したところは固くなるので、肌に触れにくい面で、処理するようにしています。

基本的には、布帛の巻きロックと同じやり方です。ただし、ニットの場合は空環がよく動き回って、縫い目に巻き込まれてしまい易いです。縫い始めは、ある程度縫い進めるまで、空環を押さえつけておいた方がよいです。
2回目の巻きロックをかける場合も、1回目の巻きロックの空環(縫い始めの方側)をカットしておきます。(布帛の場合は、針の下へ布をきっちり誘導するのに空環があった方がいいなと思ったのですが)

上写真、2箇所で空環の巻き込まれ事故。まずは天竺(ミドリ)。天竺の中でも薄地のでやってみました。(メスカットしながら。糸調子は右・上・下=7・1・7)
天竺は布耳と垂直に裁断した端が丸まるのが特徴の生地だと思うのだけど、こういう丸まる生地は、生地の裏面を上にして巻きロックをかけるとふりふりし易いと目にしたことがあるので、比べて見ました。もうひとつ、生地を引っ張りながら縫うとふりふりし易いというのも聞いたことがあるのでそれもやってみました。
その結果が写真①です。確かに生地の裏を上にしてかけた方がややこまかくふりふり。
「生地を引っ張りながら」はむしろふりふりが大きくなっているような?そして、引っ張りながら縫うのは、巻きロック縫い目が生地端から外れ易かったです。
(ふりふり具合は、差動を小さくする程ふりふり。なので、いつも最小の0.7でやります。差動を小さくする=のばし縫いだと思ってたんだけど、違うのかな?それとも、引っ張り方が悪いのかな~???)

そして、あることを思い出すのです。
薄地の天竺でラップルカットソー(蝶々みたいな袖)を縫った時、袖のふちを巻きロックにして縫い上げ、翌日に見ると、袖がくるくる巻き上がっている・・・。子どもの頃、靴下を脱ぐのに、上から巻いていったことありません?あの感じに、袖が丸まっていたのです・・・。
さ、さては。と、生地を左右に軽く引っ張ってみたら、ビンゴ。写真②です。
まるまる丸まります。
「超薄地」の天竺は、巻きロックが不向きのようです。天竺として平均的な厚みがあれば、天竺でも大丈夫。(あとに出てくる写真⑧の、ターコイズ色の巻きロックしている生成り×赤ドットの布が、天竺です。)
ニットの巻きロックは、「メスカット」で生地端を2つ折りにしないで縫っても大丈夫みたいです。ニットは、布帛に比べて端がほつれにくいのでそういうことが出来るってことなのかな、って推測。

写真③(ピントが合いにくいので、ふりふりを平らにして撮影しています。ハート生地は、スムースニットです。)のように、縫い目裏側でところどころ生地端のほつれが見えかけて「もこもさ」してる~って感じの部分を、つまんで引っ張ってみても、取れない様子です。(完全に、生地端から巻きロックが外れている場合は、その内に、そこの部分だけ巻きロックがほどけてきます。写真④:キャミソール裾:参照)
キャミソールの裾に「メスカット」で1回だけ巻きロックしたのを二枚、何度も洗濯していますが、不都合ない様子。(写真⑧、下の2枚がそれです)
ただし、「生地と似た色の糸で」やるのがオススメ。1回だけだと、縫い目の隙間から、生地の色が見えるので。
(自分のカバーステッチミシン、綺麗に縫えても「子どものトップスの裾」だけは、着用数回で糸切れしてしまうのです。子どもの脱ぎ方が乱暴なせい・・・。なので、「トップス裾」にカバステは使わず、ロックミシンでリブづけが基本なのですが、巻きロック始末にするのも手、にしているのでありました。)
でも、布帛と同じように、1回目は布端を2つ折りで縫う方が、安心は安心かな。
見た目は、メスカットでやるのとそう変わりはなく見える(写真③と⑤を比べてみて下さい。縫い目裏側でちょっと差がある位。)のですが、巻きロック部分を指でつまむと、2つ折りしてる分、張りがあります。

糸3本全部同じ色でやる分には、綺麗にできている気がするけれど、「右針糸」と「下ルーパー」の糸調子ダイヤルは、全く同じではなく、ミシン個体で微妙に違ってくるんじゃないかな~(基本的には同じ数字にするがセオリーだけど、例えば同じ機種でも、糸調子の「ミシン個体差」ってある筈)
とうっすら思っていたものの、どの糸がゆるいとか、糸の色が一緒だから見分けがつかず。糸の色を変えたらいいんじゃ~ん。と右針糸にターコイズ、上ルーパーはピンク、下ルーパーは黒にしてレッツラゴ。
同じ色の糸でやった時に決めた糸調子(右・上・下=7・1・7。写真③⑤と同じ糸調子ってことです。)でやってみると、写真⑥右側の2本のように、
ウーリー糸は、布端をくるむような縫い目。ターコイズの糸は、縫い目表側にちらり黒っぽく見えているのがそれ。そして、縫い目裏側で、黒が微妙にゆる~く見える。(これもふりふりを平らにして撮影)
ってことで、下ルーパーをきつく(0.5くらい大きくしました)したら、OH!縫い目がよくなった。写真⑥左側2本の縫い目がそれです。(右・上・下=7・1・7.5)
「巻きロック時の自分のミシンの癖を知る」には、全部の糸の色を変えて縫ってみる」ってどうでしょう。
次、違う生地で巻きロック(3本同じ色)を試し縫いする時は、右針糸より下ルーパーを0.5上げた状態で、やっていこうと思います。

巻きロックを2回目もかける時、裏側で1回目の縫い目とところどころでずれるのがキニナル・・・。違う色の糸でやったら、よく分かる~。それが写真⑦です。縫い目裏側がキタナイのわかりますでしょうか。糸調子を変えたり、下メス位置を変えたり色々してみたのですが、解決策が見つからずじまい。これも要研究じゃ。
巻きロックして、半年くらい以上経つ(洗濯がんがん済み)服を集めてパチリ~。が写真⑧。
一番上が布帛で、あとの4枚はニットです。基本綿100%で、下の二枚だけポリウレタン5%入り。
何故か、布帛の巻きロックだけ、毛玉・・・。同じ洗濯の仕方なのだけど。
参考までに、服を作った時のブログ記事のリンク。上から順に。カッコ内は、使用生地名です。
緑×オレンジドットスカート(シーチング)
アイボリー×赤水玉のラップルカットソー(天竺)
クロムグリーンのプリT(フライス)
アイボリーのキャミソール(スパンフライス)
桃色のキャミソール(スパンフライス)

そして写真⑨は、前回のレポでやった巻きロック。ムスメのサーキュラースカートになるのだけど、ピンク色がしっくりこない気がして、巻きロック部分をカットして2つ折り始末にしようか悩み中。ウーリー糸と90番糸をそうそう用意はできなくて(お金が飛ぶ~)、現在巻きロックが出来る色は4色しかなく、その中からピンクをチョイスしたのだけども、なんだかななな。
裾2つ折り始末するよりも、巻きロックのほうが落ち感がよいと思うのだけれど。
そうそう、縫い終わりの巻きロック始末は、わたしは熱で処理。電熱コテみたいなのを持っているので。熱処理したところは固くなるので、肌に触れにくい面で、処理するようにしています。