殴られ、泣いている私を見て母は次男に注意をするのですが、殴られてただ泣いている私にも非があると言われ、その頃から母親の私に対しての精神的な弱さへ指摘が常にありました。

また、次男の家庭内での暴力や暴言は引き続き行われ、両親はおもむろに次男に対して注意もできず、母親は常にイライラするようになり、私に対してもよく怒鳴るようになりました。

家庭内では母親がイライラしていないか、次男の機嫌が悪くならないかなどを気にしながら生活をし、どことなく私の気持ちよりもどのように立ち振る舞えば落ち着いて生活ができるかが生きる軸になっていたと思います。

その後、大学生、社会人となる中で、常にこの恐怖が心の中にあり、私の言動や行動でまた誰かに暴言をはかれるのではないか、暴力を振るわれるのではないかと思いながら生活をするようになりました。