続きでございます。
お庭を進んで参りますと、茶室が見えて参ります。
この茶室は「湘南亭」といい、千利休の次男が建立したもの。
千利休が豊臣秀吉に切腹を命じられたとき、一時隠れ家として使用し、岩倉具視が明治維新の際ここに隠れ難を逃れたという歴史がある。
京都はこんな場所だらけ!でございますねぇ。
訪れるなら、苔がよりいっそう輝く梅雨の時期かなぁ?とか。
真っ赤な紅葉とのコントラストが美しい晩秋かなぁ?とか。
そんな風に思いがちで、私もそう思っていましたが。
西芳寺さんのインスタを見ていたら「紅葉のお問い合わせを頂くようになりましたが、紅葉だけが全てではなく、少しずつ秋めいていく10月11月もオススメです。」って。
それがこの景色でございます。
確かに「ああ、もう秋なんだな〜」って感じられる。
静かに拝観できてよかった。
写経初体験もとても気持ち良かったです。
帰り道、川沿いの道を歩いていたらもう色づいているモミジがありました。
このあたりの紅葉は少しばかり早いみたい。
紅葉の美しい時期は、参拝申し込みが殺到し抽選になっちゃうこともあるようですが。
一度は真っ赤な紅葉とのコントラストを楽しんでみたいかな〜とも思うのであります。
obakanekoは梨木神社・廬山寺・常林寺で萩、桔梗を楽しんだ後、出町柳から京阪電車で三条駅へ行き、地下鉄東西線に乗り換え太秦天神駅へ。
そこからさらに嵐電に乗り換えて嵐山へ行き、蕎麦よしむらでランチ。
よしむらさんを出た後、桂川沿いに歩き、渡月橋を超えたところ(渡月橋は渡りません。多くの人が記念撮影しているすぐ先くらい)にバス停があるので、そこから京都バス63(あるいは73)に乗って西方寺へ向かいました。
京都駅からバスに乗ると1時間弱(交通事情によってはそれ以上)かかりますし、電車だけだとかなり歩きますので、安くラクに行くなら嵐山からバスが便利かな。
バスに乗って15分くらいで到着します。
めっちゃ細い住宅街の道を路線バスが走る!
バス停を降りて西芳寺まで3分くらいの川沿いの散歩は気持ち良いですよ。
早く到着し過ぎるとお寺の前では待つ場所がないです。
西芳寺の目の前にお土産屋さんやカフェがあり、バス停の目の前にもお蕎麦屋さん、甘味処などありますが少ないし、開いているかどうかも定かではないので、ギリ到着が良いかと思います。
余裕があれば鈴虫寺や地蔵院も一緒に拝観できると良いけれど。
西芳寺がかなり広いのでそれなりの体力と時間が必要(笑)
お次は京都モーニングの話題です。