大覚寺観月の夕べ 平安時代から続く中秋の名月お月見 | 名古屋発グルメ旅行日記

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美味しいものを追求してちょっとだけ贅沢♡

 

 

風流などという言葉すら軽く感じられてしまうほど。

この世のものとは思えぬものを見た!くらいの衝撃でした。

 

葉山をやめて京都へ行くと決めた時。

初日の夜はピザでも頼もうかな〜とか軽く考えていたんです。

そんな思いを抱きつつ定宿の京都ホテルオークラにチェックインしたら。

「仁和寺観月会」なる受付を見かけたんです。

そうか!今日は中秋の名月か!とそこで気づいたというね。

何とも間抜けな。

折しも、この日は快晴。

絶対綺麗に見えるやん!と思い、どこでお月見をしようかネットで調べていたら。

 

大覚寺。

舟に乗っての観月は事前申し込み制で今更無理だけれど、参拝はできるとな!

 

これは二度とないチャンスかも!と思い出かけたのであります。

 

obakanekoは本当に阿呆なので。

夜になったら頭上に月は見えるもんだと思っていたんです。

しか〜し!

日の出のように月も上がってくるのね!!!

なんか林の向こうに明るいものが・・・と思ったら、それがお月様だった!

あまりの明るさに思わずライトかと思いましたよ!

 

 

舟が出航して行きましたが。

まさに月に向かって進んでいくんですよ〜。

 

 

 

 

 

 

舟に乗って中秋の名月を楽しむというのは、嵯峨天皇が平安時代に始めたものらしく。

1000年以上続くお月見って凄すぎる!

 

 

 

空に浮かぶ月と池に浮かぶ月を同時に眺めるんですって。

平安貴族の考えることはすごいですね〜。

昔は真っ暗だろうし、より月が輝いて見えたのでしょうが、何が出てくるかわからんし。

美しくもあり、怖いような気もします。

 

 

obakanekoは何も考えずホテルを出発して嵐山からバスで大覚寺まで来ましたが。

月が出る直前に到着し、ベストなタイミングで見ることができました。

日の出の太陽と同じで、月もあっという間に上がっちゃうのね。

 

 

 

ここからはおまけですが、iPhone 11 pro のナイトモードが賢すぎた!

勝手に明るさを感知してナイトモードになり、露出を調整してくれるんですよ。

シャッタースピードも自動計算で3秒になってました。

 

 

 

 

 

観月の夕べ限定御朱印。

うさぎバージョンと龍バージョン。

可愛い。

旧御所でございますから。

菊の御紋なのね。

 

 

世の中には、知らないことがまだまだたくさんあるわ〜と思った無知obakanekoでした。

いつか舟に乗ってみたい気もしますが、ここはやはり、舟に乗っている人を月と一緒に見るのも良い気がします。

 

 

中秋の名月に京都へ行く。

ましてや快晴の日に大覚寺で舟に乗る、というのはかなりハードルが高いですが。

 

旅のチャンスがあれば、日本人たるもの。

一度は見ておくと良いと思うほどの絶景でした〜。

 

obakanekoのカメラでは望遠レンズがないので、月が小さくしか見えませんけども。

実際に見ていた月はすごく大きくて。

まさに「うさぎの餅つき」が見える。

写真ではなく実物を見て頂きたいと思うのでございます。

 

興奮が冷めやらなかったので、月見だんごを地下鉄の構内で買ったんですが。

うさぎの上用饅頭売り切れ。

無念!

 

 

 

ちなみに。

お部屋に戻ってお月見団子を食べながら眺めた月です。

東山が見えるお部屋でよかった〜。

 

 

これは朝陽。

同じところから登ってくるの。

なんか朝も夜も感動した。

 

 

 

 

 

お次は何度目かの京都ホテルオークラをご紹介します。

今回宿泊したお部屋はコーナーツインです。