福井県に「ねこ寺」なるものがあると聞き、ぜひ行ってみたいと思っていたのですが、時は冬。
我が家は雪国仕様の車になっていないので、暖かくなるのを待って訪問致しました。
平成の時代に建てられたお寺さんなので、新しくてとても綺麗。
そして、ですね。
こちらの御寺は修行僧さんがいらっしゃるお寺なのです。
お坊さんが修行をされるお寺を拝観できるのは、実は非常に少ないんですって。
こちらのお庭の前の建物が、お坊さんが修行していらっしゃるところですね。
お庭がとても綺麗。
で、その前にまずお会いした一匹目。
無防備すぎ(笑)
2匹目、夫になついてしまい、ゴロにゃん状態
本堂の入口にある石像。こちらの御寺では、赤ちゃんを抱いた観音様やお地蔵さんをよく見るので、なんでかな~?と思っていたのですが、「御誕生寺」という名前なので、安産祈願にいらっしゃる方が非常に多いから、なんですって。
こちらは墓地になりますが、とにかく綺麗!
こんな墓地を利用できる檀家さんは幸せですね~。心から羨ましい!
墓地の近くでお会いした3匹目の猫ちゃん。
この子が後に私達をエスコートしてくれました。
日本一引きずらいおみくじ(笑)
引けません!爆
さきほどの猫ちゃんが「ついてくるの?おいで」みたいな感じで振り向くのでついて行くと・・・・・・。
本堂の裏にある「犬猫の供養塔」でお水!
自由過ぎ(笑)
ネコちゃんが降り立った場所にも供養のためのお地蔵さんがいらっしゃいます。
なぜこのお寺が「ねこ寺」になったかと言いますと。
ご住職が数匹の猫を保護したのが始まり。
その後、傷病猫、捨て猫などが集まり、40~50匹になっちゃったみたいで、そのお世話を住職と修行僧の方達が頑張ってやってくださっているうちに「ねこ寺」になったそう。
現在はお世話する許容範囲を越しちゃったみたいで、里親探しをして引き取ってもらい、ずいぶんと猫の数は減っているようです。
それでもたっくさんの猫がいるので、猫ちゃん達が病気に罹らないようお世話をしてあげたり、避妊手術をするのに お金が必要なんだそう。
「ねこ募金箱」なるものがあり、猫の医療費となると書かれていたので、私も募金してきました。
千円以上募金すると、「お好きなものをお持ち帰り下さい」と言って下さいます。
それが、猫好きにはたまらないものばかりで(笑)。
「肉球おまもり」だったり、「猫絵馬」だったり、「お寺の猫カレンダー」だったり「猫用バンダナ」だったり(笑)。
私は「にゃん香」というお香を頂きました。
ここの猫ちゃん達には、ちゃんと名前が一匹ずつつけられているそうなので、お会いしたにゃんこちゃん達にも名前があるはず。
どの子もお坊さんたちにお世話されているので、とても人なつこくて、可愛い子ばかり。
癒しの時間を過ごすことが出来ました~。
人間だけでなく、すべての動物が幸せに生きられますように願います。
帰る時まで、こんなお見送りがあります。笑
ねこ寺を後にし、近くの万葉菊花園に向かいました。