竹取物語を読んでいる。かぐや姫は5人の男に難題を出す。どれも実現できないものばかり。

だから作りモノや偽物を持ってくるしかないのだが、すぐばれる。かぐや姫はつめたくあしらう。その中で5人目いそのかみの中納言は、燕の子安貝を持ってくるのが課題。中納言はツバメの巣に手を入れて取ろうとして、落ちて腰を痛め立てなくなる。このとき、かぐや姫少しあわれと思しけり、とある。この人にだけ、唯一、冷たくない気持ちを持ったようです。