徒然草を読み進めると、知らなかったことを教えてくれる。平家物語の作者について、書いてあった。第226段に、信濃前司行長(しなののぜんじゆきなが)がつくり、盲目の生仏(しょうぶつ)という人に覚えさせて語らせた、とある。しかし、資料的には他に記録がないので、このことが確実とは言えないらしい。多くの作者が擬せられてる。