初恋は五歳。
保育園時代だった。
同じ歳の隣の組の男の子だった。

初めて男の人に「ドキッ!」とした自分に気づいた。
話した事も無いし、名前も知らない。初めての感情なのに、特に動揺したりはしなかった。

そのまま卒園。


次の恋は小学校二年の時だった。
お昼休みの校庭で遊んでいる1人の男の子に突然目がいった。
ジーンズの短パンに白黒横縞のハイソックスが印象的な男の子だった。
走る姿に見とれている私。

それが「第二の恋」だと自然と受け入れている自分が今となっては不思議に感じる。

その子が兄の同級生の弟だと知った。
名前もクラスもそれで知ったのだ。
私は校舎1階の2年3組、その子は2階の2年5組だったのですれ違う事は無いに等しかった。

そんな二度目の恋をした私は 初めてその子を「見に行きたい!」と思うようになった。
その子のクラスに行く用事があると ワクワク、ドキドキした。
先生に頼まれてプリントの配布物を渡しに行ったのが初めてだったのだが、身体が硬直、胸はドキドキでラブきっと傍から見たらペンギンペンギンみたいな変な歩き方をしていたと思うペンギンDASH!
そこでトキメキの味を占めた私は、何の用事もないのに1人休み時間に5組の前を通り過ぎると云う可愛い事をしてしまうのであった。
たまに見るだけで幸せな時代だった。

三年生へ進級。初めてのクラス替え!でローカに貼り出されたクラス名簿を見て同じクラスと分かった時、なんとも言えない気持ちがした。

そこから私の長い恋物語りが始まるのです。