朝ドラとともに | ちぇきっこおばちゃんの独り言

ちぇきっこおばちゃんの独り言

乳がんになりました
治療中に肺に良性腫瘍ができ手術。
乳がん治療終了翌日に白血病がわかり、今、治療中。

2021年の6月の定期検診で乳がんがわかり、その時の診断は、非浸潤乳管癌でした。

左胸を全摘すれば大丈夫と言われ、8月に手術。
術後、リンパまでガンが進行していることがわかり、10月から抗がん剤治療が始まりました。
それから半年の辛い抗がん剤治療を終え、2022年4月からは、分子的標的薬の治療を1年間。7月の乳がんの経過観察のためのCTで肺に腫瘍が見つかり、9月に手術。
2023年4月に乳がんの分子的標的薬を終えた翌日に白血病がわかり、入院。
いろいろあり、2023年8月31日に臍帯血移植をして、今、退院し自宅療養しております。

ホンマに病のオンパレード笑い泣き
次から次へと大病がやってきて、自分でも気持ちがついていけませんでした。まさかの坂をどんだけ登ったらえーねんって泣

結局、ターニングポイントは、いつも8月と4月。
なんやかんやだいたい、抗がん剤治療が半年なので、朝ドラの切り替えとともに私の治療もひと段落するので、この朝ドラが終わったら、こんなこともできるようになるってそれを励みに朝ドラだけは、しんどくても視聴していました。

2021年は、「カムカムエブリバディ」
2022年は、「ちむどんどん」「舞い上がれ」
2023年は、「らんまん」
そして、今「ブギウギ」

結局、がっつり抗がん剤治療していた時がめっちゃ観ていて、「カムカムエブリバディ」「らんまん」そして今やっている「ブギウギ」


特に「カムカムエブリバディ」は、ひなたちゃんが私の世代だったから懐かしくて
辛い治療も朝ドラ観てる時は、癒されて、回転焼を見るたびに食べたくなって御座候を買って来てもらったり

「らんまん」は、すえちゃんが。「ブギウギ」もつやさんが病気で亡くなるので、大病を患っている私は、やっぱり気持ちがしんどくなりました。
でも、観るのは、やめられない笑
それだけ私の中で朝ドラを観ることが生活の一部になっています。
「ブギウギ」が終わる頃には、私もバスに乗ったり、LIVEに行ったりできるはず
必ず元気になっているはずと信じている。

「らんまん」で「願いこそがどんな薬よりも効くことがある」って言うセリフに心打たれ、願いは、叶うんだって励まされたり

「ブギウギ」では、つやさんが病床でスズ子に

「ワテ、あんたともっともっとおりたかったわ。
あんたと少しでも長く…あんたが生きているんをもっと見たかった」

って言う場面。
号泣でした。

私が臍帯血移植を決意した理由は、長生きするため。つやさんのこのセリフと同じ気持ちでした。
息子の未来を見たいから。
ただそれだけ。

そう思うと涙が止まらず…
なんでこんなことになったんかなーって思うけど、なってしまったものは、仕方がない。
受け入れていかなくては、ならない。

朝ドラとともに私は、今日も生きている。
次回の朝ドラも必ず生きて観られますようにと願いながら。