最後の治療と思いきや (2023.3.22) | ちぇきっこおばちゃんの独り言

ちぇきっこおばちゃんの独り言

乳がんになりました
治療中に肺に良性腫瘍ができ手術。
乳がん治療終了翌日に白血病がわかり、今、治療中。

2023.3.22

今日は、最後の分子標的薬の治療。18回目です。
化学療法室に入った時、もう二度とここには戻らない!
そう固く決心して入りました。

いつも少ない人数だったのがベッドは満床
滝汗
ベッドメーキングを待つ間、体重測定をして待っていました。満床になることってここ最近やなって…
患者さんは、乳がんじゃなくて内科系で70代の方が多い。やっぱりふたりにひとりがガンになる時代。物語ってるなあって思いました。

ベッドが空いて、まずは、血液検査と点滴治療のためのルート取り。
抗がん剤で血管が硬くなり、看護師さん泣かせの私。これももう終了!
やっぱり、血管がダメでやり直し。一発で決まるってことはなくて…
毎回、看護師さんが申し訳ない様子で処置して下さるのを見ているとこちらこそごめんねーって言う気持ちになります。
抗がん剤で心身ともにボロボロの時は、何度もさされるのが本当に辛くて辛くて…
辛いならCVポートにする選択もあったけど、勧められたのが、抗がん剤治療が半分以上終わった時だったので、申し訳なかったけどCVポートは入れませんでした。ホンマに看護師さん泣かせやな。
ごめんねー
でも、それも今日で終わり。

意気揚々と血液検査結果を待っていると、診察に呼ばれました。

「今日で何回目?もうそろそろ終わりやね」

って主治医に言われ、

「今日で18回目になります」

血液検査の結果を見ながら、
「白血球の値、低いけど、前より高くなっているからできそうやな。えっ。待って
血小板の数値が異常に低い。今までもあったかな?」
そう言いながら過去の血液検査を見だし始めました。

えーっ!血小板
滝汗

コロナに罹ってから、ずっと白血球の値が低くて、ハーセプチン、パージェタの分子標的薬では、そんなに下がることないのに…
抗がん剤治療の時よりは、ましやけど免疫力がダダ下がりで疲れやすいし、風邪もひきやすい。
ホンマにポンコツな身体…
笑い泣き

「今日は、やめとこか。2週間後にもう一度血液検査してやろう」

えーっ!
私、めっちゃ感慨深い気持ちになっていたのに…
お世話になった化学療法室の看護師さんにお手紙書いて来たのにー
めっちゃショック!

化学療法室に戻ると

「体が復調したら、頑張りましょう!
待ってますね」

と言われました。

乳がんとわかってから、6月末で2年を迎えるけどあの時から私は、いつもこんな感じやなあって…
笑い泣き
なんかうまくいかない
うまくいっている方なのかもしれないけど…

乳がんって告知された時
肺に腫瘍があるって言われた時
その時よりは、全然ましなんやから
前に進んでるよ!きっと
と言い聞かせつつ

いろいろ考えてしまうけど、まあ、また化学療法室の看護師さんにも会えるし
「まあ、いっか」
って悶々とした気持ちに蓋をしたのでした。





2週間後は、必ずやって終わりたいです