昨夜の金曜ロードショーでやっていた崖の上のポニョを今更ながら初めて観た。


映画ってのは全てをわかりやすくしながらストーリーが進行していくよりも、

観る人がどう捉え、

どう考えるかの種を与えるものの方が面白いのかもしれないが、

それでもやはり意味不明が多かった。


感想としては『?』の嵐。

予告では『5歳の男の子の大冒険』とあったけれど、

あれのどこが『大冒険?』だ。


?の数々を挙げてみると、

・魚が喋っているのに、

誰も驚かない。


・元人間というキャラが出ていたけれど、

姿は人間なままで、

どこがどう元なのか不明。


・海水が溢れている道路なのに、

そこに車で突っ込んでいき、

ルパン三世ばりのカーアクションで乗り切る。

職場にいた方が安全なのに、

そこまでして家に帰りたいか!?

あるいはストーリー上、

海の横を走る必要があったのか。


・家族が津波で連絡がつかない状態なのにのんびりとしすぎ。


5歳の子を家に置いて行く必要のない職場に行く母親。


・母親がポニョを何の疑いもなく受け入れたのは良しとしても、

『おうちはどこ?』

『ご両親が心配してるだろうから連絡したい』

といった言葉がなかった。


・人間になったポニョは無戸籍。


・男の子は5歳にしてポニョと同棲生活

何かしらがあってポニョと別れるとなったら、

ポニョがストーカーになりそうで怖そう。


・ポニョの父親と母親はどうやって営みポニョ達が生まれた?

それに父親も母親も人間の姿なのに、

生まれてきた子達はなぜ魚?


・月が近づいていると元人間が騒いでたけど、

なんで?

月が近づいてきたから海面が異様に高くなった?

それにポニョが人間になったら救われる理由が不明。


・無線が届かず行方不明になっていた父親の乗る船が、

終わり間際にシレッと帰ってきたのも不思議。


・ポニョの人間化に失敗したらポニョは泡になる…人魚姫を思い出した。


とりあえずはこんなところ。


こんな見方でしかアニメを観られなくなってしまった。


ポニョがかわいかったからいいけど。


ローソンのスマトラタイガーというアイスコーヒー。

300円なだけあって、

濃厚で美味かった。


店に残っていた最後の一杯だそう。