白詐欺城

ついに姫路城の改修工事が終わりました。

姫路城…別名白鷺城。
雨の連続で花見が中止になったので
今日は鷺は鷺でもまた別のサギの話。
飛ぶあたりが共通しているが。

いつからか湧いて出てきた特殊詐欺。

かなり昔、
ある日曜日に家に電話があり、
あるホテルの一室にみんなが集まっているので来ませんか?というのがあり、
そこで何をしているのか尋ねてみると、
宝石を格安で売っているという。

宝石なんぞに興味がないので、
電話をそのまま切った記憶がある。

他には
マンションを買って儲けませんか?という電話もあった。
この電話はしつこかったので電話で喧嘩をした記憶がある。
こういう喧嘩の場合、
暴言を吐いても意味がないので、
君の親の教育が失敗したから君は今そんな最底辺な仕事をしているのだよ。
と言ったと記憶している。

そもそもマンションのような高額なものを
聞いたこともない会社が電話で販売して信用を得られると思っているあたりが、
{B227CF27-812B-4B84-9DB3-7014103AFDAB:01}

新製品ですお試しくださいと
今朝コンビニでもらったプリンより甘い。

それでも引っ掛かるおバカさんがいるから
この手の物どもは生き残っているのでしょう。

一昔前は架空請求も多くて、
うちにもハガキが届いたことがあります。

なんでも
利用されていたアダルトサイトの退会処理が終わっていないので未払い料金があり、
20数万円を払ってくれ、
もし払わないと家や会社に行くので料金が増える…といった内容だったと記憶している。

ハガキを見た瞬間顔が真っ青になり
慌ててハガキにある番号に電話をした…というのは冗談で、
本当はどんな奴かおちょくってやろうと電話をしてみたのだ。
してみて分かったのは、
番号は鹿児島県の番号なのに、
転送されて東京に繋がること。

名前を聞かれたので適当な名前を言うと該当名があると言われた。

電話はサブサブの捨てケータイからかけていたので、
別に知られてもよかった。

向こうからかけるというので一旦電話を切った。

すぐかかってきた。
『あの…どうしたらいいのですか?』
と怯えた演技をして途中で『なーんつってな』と態度を急変させ、
相手と喧嘩をした。

こういう物をおちょくることについては
一切罪を感じないので存分に遊ばせてもらった。

終わってまた電話してくるのかと思っていたら、
もうかかってはこなかった。
金を払う意思のない者を相手にはしないのだろう。

僕が触れた詐欺はこれで終わりです。

そういや
先月同僚の先生の家にある手紙が届いたと聞いた。

なんでも
過去に受け持った生徒に与えた罰が原因で生徒が鬱になり薬漬けになったので
教育委員会に通報する。
嫌なら三百万を海外に送れ…という内容だった。

いくら鷺でもここまでアホな手口は思いつかないでしょうに…と思い、
無視しましょうとした。

教育委員会に通報したところで
その生徒の名前もわからないのに、
どうやって調査をするというのだ。

それに
年季の入った教諭は腐れ…もとい精神が屈強な方が多いので、
この程度の脅迫には乗らない。

老人は鷺が好きな方が多いようで、
今だに鷺に大金を積んで乗る方がいるようだ。

僕も老人になったら
また遊べるかな?