以前にも書いたように、
僕は二年前に結婚をするまで婚活をやっていました。
僕は人見知りが激しいので、
パーティや合コンのような雰囲気は馴染み辛いので、
専ら婚活サイトであるYahoo!お見合いを利用していました。
昔からある結婚情報サービスみたいな所は
費用対効果に強い疑問を感じていたので敬遠していました。
そのYahoo!お見合いには日記を投稿する機能があったので、
今ここで言っているようなことを毎日投稿していたんです。
婚活をやっていた4年間ほどの間に
どれくらいの女性から申し込みがあったのかとメールを検索して数えてみたら、
千件を軽く超えていました。
僕のやり方として、
申し込みをいただいたからといってすぐには合わずに、
まずはメール交換→電話→会う
早くても申し込みをいただいてから会うまでに3カ月ほどを要していました。
すぐに会いたがる人とは
話が合わず断っていました。
人見知りだからか、
メールで話してみた感じで
こりゃアカンわ…となった人との会話は続かず、
何を話せばよいやら分からなくなってしまう。
人見知りな上に声フェチときたもんだから、
電話まで進めても声でダメになった人も数多い。
電話で話が合った人とは何時間でも話せて、
毎日のように電話をして寝不足を招いていたのを思い出す。
たくさんの人と話していくと、
どんな人が自分を気に入ってくれて、
また自分がどんな女性を気に入るのかが掴めてくる。
ネットでの婚活だったので、
会うとなると移動は全国区になる。
実際会いに行った場所は東は横浜で西は宮崎県、
会いにきてくれた人は北海道から熊本と幅広い。
遠方ばかりだったので
行く前はもちろんホテルを予約してから行かないといけない。
向こうからこちらに来てくれるケースもあり、
その時は大阪辺りで会い、
大阪のホテルを予約していた。
会うといっても
お茶をしてバイバイではない。
会った時の為に話しやすいようにと
電話をたくさんして互いを少しでも知っていこうとしていたのだから、
デート風にあちこち行きました。
夜は相手が望めば一緒に過ごしていた。
子供がいる人は望むなら子供も連れてきてもらい、
さながら家族旅行みたいに感じたこともあり、
バイバイする時に子供が嫌だと泣き叫んでいたのが辛かった。
会っている間に僕と合わないと感じたなら、
すぐに帰ってくれても良いとしていたけれど、
結局そういう人は1人もいなかった。
帰らないといけない時間になり、
駅のホームで電車を待つ時間が切なくて、
心が動いてしまい路チューならぬ駅チューをしてしまった人を思い出す。
新幹線の車内で窓の外を見ているのに目が曇ってしまい見えない…
自分の心を抑えようとするほど溢れ出るものがあった。
自分が恋愛体質であると、
尽く思い知る。
恋愛感情が強く出てしまうと、
失敗を重ねてしまい終わってしまう。
それは逆も然りで
強い恋愛感情を感じてしまうと心がついていけなくなり、
おいてけぼりになった気持ちが後退を始めてしまう。
婚活の終わりとは…相手と自身にある心のシンクロが継続することが必要なんだと思う。
婚活にマニュアルは要らない。
むしろ
婚活はこうしなさいとするものなんて読まない方が良い。
自身の中に不要な型を作ってしまうだろうから。
なので僕の意見も聞かない方がよい…かも。
自身が描く理想、
描く相手の像はいかなる形であっても間違いではない。
他人が意見することなんてあまり気にせず、
己が添い遂げたいとする人を己の足を使い探したいものです。
婚活旅行はなかなか楽しいものであり、
またこれからの人生において大変役に立つものとなるでしょう。
時に傷つくことがあるかもしれない。
しかしその傷だってやがては自身の中で役に立つ時がきます。
独りの人生も良いでしょう。
しかしそれは今だけであり、
歳の重ねに連れ寂しさを感じる機会は増えるでしょう。
どちらかが先に逝ってしまったとしても、
発生する寂しさには思い出も共に在る。
結婚しようよ。
マニアの人は
この画像だけでどこの駅かわかるんでしょうね。