今週11日に東日本大震災で犠牲になった方々を弔う為に追悼式が職場で行われました。
発生時刻には皆で一分間の黙祷を捧げました。
クリスチャンの僕は黙祷と共に十字を切りました。
キリスト教…少なくとも正教会には
黙祷をしてはいけないとする決まりはありません。
式のあと同僚から
キリスト教は黙祷を偶像礼拝と捉えるから、
黙祷をしてはいけないのでは?
と言われました。
なんでも
インターネット放送でそう言っていた牧師がいたらしい。
なんで黙祷が偶像礼拝になるのかとおかしく思い、
その牧師について調べてみると、
おばけのQ太郎みたいなニックネームを持つ牧師が
インターネット放送上で好き勝手なことを言っているようだ。
その牧師の言い分をいくつか読んでみました。
なぜこの牧師が属する教会はこの牧師を異端とし審問しないのだろうか…?
これがまず頭に浮かんだ感想でした。
あ…この教会をキリスト教ではなく新興宗教だと捉えると分かりやすい。
この牧師同様に震災当時
震災は神の罰などと言っていた人がいましたが、
震災を神が起こしたとか起こしていないなどと議論議論することは不毛な行為です。
正教会では
震災は神の罰なのかと問われたら、
『わかりません』とハッキリと答えます。
神は人間にとって計り知れない存在であるからです。
わからないほどの存在であるのに、
神を知ったふうに語るのは、
痛悔すべき罪に値する行為です。
プロテスタントとは反抗する者という意味であるが、
この教会は反抗する相手を間違っているのではないか?
神の罰により震災が起きたなどと宣う牧師は
キリスト教の牧師にあらずで、
新興宗教の一広報に過ぎないと僕は考えます。
正教会の司祭…いやカトリックの神父や真っ当なプロテスタントの牧師も
『あんなのは相手にしてはいけません』
とするはずです。
キリスト教の皮を被ったサタナ(悪魔)…
おっと…異端のことを語るのも愚行ですね。
この辺でやめときます。
画像は近所のフランス料理屋で飼われているワンちゃんです。
うちのワンちゃんと同い年なんだけど、
大きさがまるで違います。