イスラム教では偶像礼拝が禁止すれているらしい。
それはキリスト教でも同じだ。
なぜなら
聖書にそう書いてあるから。
だけど
キリスト教をよく知らない人が正教会は偶像礼拝をしているという人がいる。
正教会の聖堂の中には
このように
聖人や聖書にある出来事を描いたイコンと呼ばれる絵画がたくさん飾られてあり、
聖体礼儀の時には信者はこのイコンに接吻をする。
老若男女問わず同じイコンに接吻をするので
間接キスの嵐である。
初めて正教会を訪れた僕は
なんちゅうことをやってるんだ…と
強い抵抗感を覚えていた。
それが今では普通に接吻をしている…
正教会の考えとしては
これらイコンは単なる絵画であり、
信仰上のツールの一つに過ぎないとしている。
仏教の仏像にあたると考えていただけるとわかりやすい。
単なる絵画に過ぎないこのイコンが他教派によって破壊されたとしても
残念に思いはしても傷つけたいほどに憎むものではない。
それはカトリック教会に設置されているマリア像も同じではないだろうか。
フランスの新聞が預言者ムハンマドを絵にした風刺画を掲載したと話題になった。
さぞや
イスラム教徒の人達は気を悪くされたことだろうと思う。
しかし
だからといってむやみに人を傷つけていては
余裕を持てない過激なイスラム教徒は単なる悪魔の集団に成り下がってしまう。
あ…もう成り下がっているか…
真面目なイスラム教徒の人々が憎むべきは、
イスラム教徒ではない者がイスラム教を風刺した行為ではなく、
風刺されるべき行為を繰り返しているイスラム過激派ではなかろうか。
過激なイスラム滅せ…もとい
過激なイスラムメッセ(見本市)はもう見たくない。