タバナンにあるマルガ英雄墓地公園
Taman Pujaan Bangsa Margaranaへ行ってきました。
巨大なガジュマルの木がお出迎え。


バリ独立戦争で亡くなった1372名の名前が刻まれています


割れ門の先には


バリ軍を率いるイ・グスティ・ングラライ将軍と戦士たち
ングラライ氏といえばバリの空港の名前になっていて、Rp50,000に印刷されているお方ですね!


その先にはひときわ高い塔があり


それを囲むように色んな建物があります


この日はインドネシア大統領の訪問を控えていたらしく、園内ではたくさんの方がお迎え準備に追われていました。


ガジュマルの木の先に見えるのがお墓


ングラライ将軍のお墓はインドネシア🇮🇩の国旗状のものが巻かれていました

整然と並んだお墓が


あちこちに…
全部、バリ独立戦争で亡くなった方たち


そしてバリ人と一緒に戦った日本人の墓もあります


日本人の墓には日の丸の鉢巻きが…
刻まれた文字を拡大して見てください。
日本名が刻印されている墓はわずかしかないのですが、確かにここタバナンで散った日本人兵士が11人もいるのは事実です(もっといるという話もあります)。


一人ひとりに帰りを待つ家族があり…


いろんな願いがあったはずなのに…
時代に翻弄され、ここバリ島で散った命
せめて安らかに…と願わずにはいられない

当時、日本は第二次世界大戦で国内外を問わず、男子たるものある程度の年齢になれば赤紙が来て戦に駆り出されていた時代。
じつは私の祖父も旧大日本帝国陸軍第8師団に所属し、南方へ出征したそう。
でも戦争については何も語らないまま亡くなりました。

夜はうなされて汗びっしょりだった。
真夏の夜は特に酷かったよ、って祖母がよく言っていたっけ。
戦争で死ぬのも地獄、生き残るのも地獄なんですね。

いろんな問題を戦争で解決しようとするのは時代遅れ。
もう、いいかげん話し合いという形を取るべきで、必要なのは武力ではなく会話!
NO MORE WAR 
戦争なんて絶対に繰り返してはいけない‼️