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本日、1月2日。

私の住む地域は雲ひとつない青空です。

昨日、石川県能登地方を震源とする最大震度7の地震が発生しました。

正午近くに義姉家族が新年の挨拶に来たため、甥姪にお年玉を渡したり、雑談をしたりして過ごしたあと、義姉家族はお義母さんを連れて近くのショッピングモールへ。

私達は一緒には行かず(いつもです)、みんなを見送ったあと、
海鮮丼とお雑煮を食べて、午後から友人宅で新年会をするため、持ち込み料理の準備をして、買い出しへ。

買い出しを終えて友人宅へ向かう途中。
地震に遭いました。

私は車を運転中で、同乗者は長女と次女と友人の息子の3人。

和気あいあいと話をしているところに、携帯から一斉に緊急地震速報のブザーが鳴りました。

「え?なになに?地震?揺れる?揺れるかな?」
と焦っていると、ちょうど信号待ちに差し掛かり停車。

直後に揺れはじめ、それはそれは大きく揺れました。
車を揺さぶられているような感覚で、かなり長く感じました。

とっさにハザードを出して、停車を継続しようとしたのですが、信号が青になったと同時に前の車が発車。

動揺しつつも、私も発車。
家から出てしゃがんでいる人、周囲を見回している人がたくさんいました。

車内では音楽をかけていたのですが、急にテレビ(NHK)に切り替わり、

「津波が来ます!今すぐ逃げて!」

と繰り返し呼び掛ける様子に、東日本大震災を思い出し、とんでもないことが起こったことを把握しました。

数分後、再び緊急地震速報が鳴り、私は車を寄せて停車をしたのですが、追い越して走っていく車が何台もあり、意識の違いにかなり不安になりました。

友人宅に到着すると友人も外へ出ていて、かなり揺れて怖くて外へ出たとのこと。

ひとまずみんなで友人宅に入り、それぞれ家族や親戚、友人、会社関係に連絡をして安否確認。

私の居住地は震度5強。
これまで経験した中で1番大きい地震です。

被害は棚から物が落ちた程度でしたが、何より恐怖心が大きくなり、みんな動揺をしてしまっていたため、ひとまず持ち寄った料理を食べて落ち着くことに。

こういう時、気心知れた仲間と大人数で過ごすと、情報の共有ができ、不安も緩和され、とても心強かったです。

本当であれば料理を囲み、お酒を飲みながら楽しく過ごすはずだったお正月。

テレビから伝えられる情報を観ながら、お互いに連絡を取り合おう、被害が大きくなったらどう行動するかを話し合い、早々に帰宅しました。

地震の時の様子をお義母さんに聞くと、ちょうど義姉家族が帰ったところで、揺れが大きくて外へ出ようか迷ったが出なかったとのこと。

うさ先生がかなり驚いて、飛び跳ねて狭いケージの中で動き回っていたそうです。
(今日のうさ先生、食欲も少し落ちていて、いきなり足ダンをしたりしています)

昨夜はやはり不安で、なかなか寝付けず。
(私と長女は午前3時頃まで起きていました)
お義母さんも一晩中起きていたようでした。

一夜明けて。

近所のコンビニに行ってみると、物流が滞っているため、商品が不足しているとの貼り紙が。
おにぎり、パン、お弁当、麺類などの棚が空いていました。

さらに近くのドラッグストアへ行くと、営業はしているものの、片付けが追い付いておらず立入禁止になっているコーナー(酒瓶が割れたまま放置)があったり、陳列棚も崩れたままになっていました。

午後からショッピングモールへ行きましたが、こちらは通常通りで、品揃えも不足している様子はありませんでした。

お寿司やオードブルを買っている家族連れを見ると、なんだかちょっぴりホッとしました。

が。

より被害が大きい地域の方を優先してお買い物をしてもらう取り組みをしていた別のスーパーでは不満をぶつける人もいたそうで。

こちらの地域は生活に困るほどの被害は出ていないのですが、やはり自分優先の人がいるんだな、と。

私も少しは備蓄したほうが良いかな、と思ったのですが、ちょうど年末年始に向けて食材も飲料も普段より多く購入していたので、避難用の持ち出し分を確認しつつ、必要以上に買い込むのをやめました。

元日の地震。
自然災害は時期を選ばず、いつ、どこで起こるかわからないことを体感しました。

これ以上被害が拡大しないことを願うばかりです。