≪７２天使のコース～声の神秘～なぜチャンティングなのか≫

≪７２天使のコース～声の神秘～なぜチャンティングなのか≫

１９７０年代、スペインの洞窟より、７２通りの聖なる質に関するカバラの古い写本が発見されました。

それによると、私たちが今世、生まれた瞬間から、この世を去るその瞬間まで、３つの聖なる質のサポートを受けているそうです。

その３つの聖なる質は、私たち一人ひとり違い、この聖なる質をオーラソーマでは『天使』と呼んでいます。

天使の羽は、軽やかさのシンボル。

私たちは、生まれてからたくさんの“条件づけ”で自分を縛り、軽やかさから離れてきたかもしれません。

軽やかさを取り戻すには、自分が重くなっていることに、まず気づくことからはじまります。

無意識のレベル、深い意識の底に刷り込まれた、古い条件づけ。

天使のコース、チャンティングに惹かれるとき、重くなった生き方に気づきだしている方が多いようです。

私自身は、もともと歌が好きなことでチャンティングに興味を持ち、コースを受講しましたが、天使のコースは、自分の恐れとの向きあうことの深さに驚き、そしてチャンティングは、どんなことに出会って揺れても、必ず乗り越えることができるようサポートとなってくれたことを感じています。

「なんだかわからないけど、チャンティングしてみる」

すると、ふと、自分の視点が変わって、見える・感じる世界が違っていることに気づく・・・とか、状況に応じた天使や、その日の天使をチャンティングすると、お助けがある・・・そんなことが多いのです。

７２通りの天使は、３６０度のサークルを作り、それぞれ５度ずつを受け持っています。

私たちにはそれぞれ、「３つの聖なる質＝３人の天使」がいるのですから、天使の世界のサークル３６０度のうち、たった１５度を受け持ち、それを生ききることができれば、サークルが完成するのです。

私たちは、その１５度だけで良いことを忘れ、ときにひとりで３６０度をやろうとがんばったり、他の人の１５度を「すばらしい！」と思って、自分以外の１５度を生きようと奮闘してみたり・・・

たった１５度、されど１５度。

あなたの１５度が欠けても、誰かの１５度が欠けても、天使の世界のサークルは成り立たないのです。

上も、下もなく、この１５度を、生ききること。

『光の言語』と言われるヘブライ語でできている天使の名前を、声に出して振動させると、ＤＮＡのなかにある、重い制限の情報を変容させることができると言われています。

ここで、「声」について、少し注目してみます。

「声」は、自分自身から発していて、いつも聞いているはずなのに、録音した自分の声を聞き分けられる人は、いったいどのくらいいるでしょうか？

他の人は自分の声をわかってくれているのに、自分だけがわからない・・・そんなこともあるかもしれません。

声は、遺伝に関わっています。

最近は、携帯電話の普及から、家の固定電話を使う機会が少なくなりましたが、固定電話が当たり前だったころ、久しぶりに親戚の家に電話をして、懐かしくいろいろと話をしていたら、話していた相手は本人ではなく、成長したお子さんだった・・・というようなこと、ありませんでしたか？

「声」は、家族でとてもよく似ていて、遺伝が継承されていることがわかります。

一方で、よく聞くと、やっぱり本人の声ではない、ということにも気づけます。

私たちのＤＮＡのなかには７２度で回転する立方体のエネルギーの刻印があることが発見されていますが、カバラのアルファベットは２２個。

タンパク質のアミノ酸の種類も２２個・・・という神秘。

７２天使と、私たちの「声」、ＤＮＡ、ボディのシンクロは、驚くほどです。

また、人の身体は、約７０％は水分からなっていて、水は「情報を記憶する」ということは、今日よく知られています。

あなたを形成している細胞は、あなたの声の振動を記憶しつづけているということです。

音楽・歌について、『人智学』で有名なルドルフ・シュタイナーは、「歌は、生まれる前の世界で人間が体験したことを思いだすための地上の手段なのです」と言っています。

そのようなことからも「チャンティングは、ＤＮＡ、ＲＮＡに働きかけて、カルマの浄化、先祖を癒す」と言われることに、深いつながりがあるように思います。

私たちが光の言語で、自らの声で、存在そのものの細胞レベルに働きかけ、無意識レベルからの変容をうながすチャンティング・・・

ぜひ体験されて、何が起こるか感じてみてください。