柳家三三独演会 | 喜六清八徒然日記

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うだうだ鑑賞三昧

サンケイホールブリーゼです。

ニッポンあちらこちら2019の一部だそうです。

 

柳家三三 「紋三郎稲荷」

柳家三三 「火事息子」

中入

柳家三三 「安兵衛道場破り」

 

文字通り、独演会です。

ただ、今回は鳴り物は桂弥っこさんが努めてはりました。

 

仕事の都合で遅れて行ったので、紋三郎稲荷は「人間は化かすのがうめぇや」だけ座席で聞けました。

相方に聞くと、桜を見る話も出たようです。

 

ですぐ、火事息子古典を聞くための予備知識の話もくすぐり入れながらスムーズ。

大阪に来ると昨年の膝痛を思い出すそうです。

去年、グランフロントで聞いた100才の整形外科医の話、洗練されてました。

ネタの方はなかなかアクティブな話で、番頭さんの絵が目に浮かぶ様でした。

色々な物を落とす話でした。

 

話し始めの声の小ささは師匠譲りなのでしょうか…

確かに、最初が小さいと観客が集中するものね…

 

中入り後、赤胴鈴之助が延々鳴ってから登場。

東京の歌舞伎を嘆いてはりました。

歌舞伎座では白雪姫、国立劇場ではチャップリン、新橋ではナウシカ…確かに(笑)

それにしてもナウシカの説明上手でしたね…落語にできるんちゃうかなぁ(笑)

それと、所々に談春さんのネタが…今回は大きなホールですからね。

安兵衛さんの飄々ぶりはさておき、宿屋の亭主のええ人から守銭奴への変貌降りが面白かったですわ。

 

いつもながら、イイ感じで笑わして楽しませてくれる良い高座でした。