フジテレビ深夜のかわいい音楽番組

スマイレージ時代からずいぶんと
お世話になっている番組で、
最多出演記録を更新中。

今月はアンジュルムになってから
初めての出演です。


3期メンバーは加入したばかり
ということもあって、
業界での注目度も高く、
3人での雑誌の取材も多いようで、

2期メンバーの
「仕事が欲しい!」
という切実な訴えが印象的でした。

3期の活躍に刺激を受けて
意欲的になるのは良い傾向です。




3期メンバーが入ったことで
グループ最年少の座を譲ることになった
田村芽実さんは、

最近「赤ちゃん返り」を起こしているそうな。

みんなの前でわざと大声で泣いてみたり、

「最年少じゃないけど末っ子はメイだもん><

とワガママを言ってみたり。

3期メンバーの前では
しっかり者の頼れる先輩を
演じているようですが、

後輩たちのいないところで
かまってちゃんぶりを
発揮しているようです(笑)


中西さんや勝田さんは弟さんがいるので
経験があるかもしれませんが、

田村さんや竹内さんは
上の姉兄しかいない末っ子。

弟や妹ができた時にどうしても
親の関心が下の子に向いてしまう寂しさを
今、味わっているのかもしれません。




この時期どうしても3期メンバーに
注目が集まるのは致し方のないこと。

スマイレージからアンジュルムに
生まれ変わったことをアピールするためには、

グループ名を改名したことと
新メンバーが増えたこと、

この2点を事務所の戦略として
アピールしていかざるを得ませんし、

アイドル業界としても、
新しく加入した子たちが
一体どんな子たちなのか、
ということに興味がいくのは自然な流れ。


2期メンバーとしては
加入したばかりの頃に味わった
冷たい風当たりとは別の
ある種の「無風状態」に、

もしかしたらちょっと
ヘコんでいるかもしれません。

でも今の2期メンバーには
つらい時期を乗り越えてきた
経験と自信があります。

めったなことではめげないはず。

ツアーすらやらせてもらえない
ドン底から這い上がって
武道館まで辿り着き、

夏休みを全て返上して
ハロコン、ツアー、イベントを連日こなし、

日本全国47都道府県の
ライブハウスを制覇するという
修羅場をくぐり抜けてきた経験は
ダテじゃありません。

今や2期メンバーの能力の高さは
ハロプロファンなら誰もが認めるところ。

彼女たちは確かな実力と
強いハートを身につけました。


最近は2期メンバーが様々なところで、
3期メンバーを始め
ハロプロの後輩たちを引き連れて、
先輩として仕切ったり
面倒を見たりする姿を
目にすることが多くなって、

また一段と成長したな、
頼もしくなったな
って思います。




思えば2期メンバーは
つんく♂さんチョイスの極み

つんく♂さんプロデュースの真髄は、
普通の人が一見「?」って思うような
ダイヤの原石を発掘して、

それが徐々に磨かれて
輝きを放っていく様に
ファンは驚きと喜びを覚えるもの。

その意味で彼女たちは
ハロプロの最も濃いエッセンスを
受け継いでいると言えます。


メディア的には
新人としての3期メンバー、
歴史の語り部としての初期メンバーに
需要が偏るかもしれませんが、

2期の個性と実力を目の当たりにすれば、
アイドルファンの心にささるものが
きっとあるはず。

入り口は3期でも初期でも
どこだって良いのです。

自分たちの力で推し変させちゃえばいい。

実際、私の知り合いにも
とある初期メンバーから入って、

今ではとある2期メンバー推しに
変わった人がいます。

2期メンバーは加入して以来ずっと
そうやって地道にファンを増やしてきました。

その意味では
3期メンバーに注目が集まるのは
むしろチャンス。

とはいえ、
アイドルの世界は年功序列どころか
若い方、フレッシュな方が
重宝されたりする理不尽な世界。

でもそんな世界で
過ぎゆく時間に抗って
生き抜いていかねばなりません。

新曲『大器晩成』の歌詞とは
相反するようで恐縮ですが、

たとえすぐに結果がついてこなくても、
決して腐らずにがんばってほしい。

どのページを開いてもいつも
波瀾万丈のアンジュルムにあって、
幾度も逆境を乗り越えてきた彼女たちに、
これからもエールを贈り続けたいです。