竹田高校事件 ~ 大分からの嬉しいお便りと 署名のお願い | ・大津、出水、そして全国の子供たち、死んじゃいけない~ヘロの独り言

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・ 全国で子供たちが陰湿ないじめによって死に追い込まれている。
  命を奪うものは直接の加害者だけじゃない。見てみぬふり、時には言葉の暴力や直接の暴力で、子供たちを死に追いやる教師もいる。
  そんな狂った社会に向けて、老人は怒りをこめてつぶやきます。

藤棚


工藤剣太くんを死に至らしめた教師(剣道部顧問)、見殺しにした教師(副顧問)、この二人の罪は一審(地裁)判決で明確に認められました。
でも、すでにご存知のように、そこで下された賠償責任を履行するのは、この二人ではなく国家です。彼ら二人は公務員。公務員の罪は行政(国家)の罪。だから、国が彼らの尻拭いをするというのが国賠法です。その尻拭いの財源は、私たちの税金です。
彼らの罪を認めてくれたのはいいとしても、こんな結末では剣太くんのご両親が納得できないのは当然で、判断は第二審(高裁)にもちこまれているわけです。
この顧問は、歴任してきた高校で数々の問題行動が指摘されています。重傷を負わされた少年もおり、調査すればどれだけの被害者が出てくるか分からないほどです。これを、【異動】という形で他校にタライマワシすることで【問題解決】してきた学校当局と、教育委員会の責任が厳しく問われる事件でもあります。

なかなか報道情報が伝わらないなかで、大分から昨日とても嬉しい便りが届いたので、ご紹介します。
★ゴールデンウイーク2日に渡り,剣太君の福岡高等裁判所への署名運動がありました。
手ごたえすごいです。持ち帰りの用紙で個人的にご近所を回っています。
・・・少し落ち着いたらまた詳しくお知らせします。

また、偶然というのでしょうか・・・ 同じく昨日、剣太くんの本ブログの古い記事にコメントをいただきました。放置すれば埋もれてしまうため、これもあわせてご紹介させていただきます。
★竹田出身なので、竹田高校って頭がいい人が行く学校だと思ってました。でも、教える人は馬鹿でもいいんですね。命の重みも解らない人でも教師になれるのだから。
でも、学年主任さんのように、ココロのある人が居てよかった。

竹田のご出身。ヘロも大昔、一度だけ竹田を訪問したことがあります。懐かしい思い出です。と言っても、あの歌の先入観がさきにあって、イメージが一人歩きしていた気もしますが(笑)
おっしゃるとおりです。剣太くんの名を涙ながらに読みあげてくれた方がいなければ、ご両親の胸を吹き抜ける風はもっと過酷なものになっていたと思います。頑迷なまでに上部の指示に従うことを選択した校長、その学校経営のあり方が問われており、何よりもそんな指示を下した教育委員会なるものの存在意義が問われています。(存在意義などない)

コメント主さんに逆らうつもりはありませんが、よく言われる【頭がいい人】って、暗記力がよく、小器用に解答をまとめあげる方々のことを指しますよね。そういう価値判断の頂点に立つ【東京大学】、あのおぞましい暴言女性教師の出身大学です。そういう価値判断の基準そのものが大きく崩れ去るような時代に入っている気がします。

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冒頭の画像は、本日ある方からいただいたものです。
晩春の藤棚・・・・・ 絵心か、詩心がわくかと思ったら、
薄紫の藤棚の 下で歌ったアベマリア 澄んだ瞳が美しい・・・・・
なんて時代遅れも甚だしい歌を口ずさんでしまったボケ老人です(笑)

緊急追加   工藤剣太くんのお父様から 署名のお願い

剣太くん


福岡高等裁判所 御中         
署名をお願い致します!         
平成21年8月22日、大分県立竹田高校剣道部で主将をしていた息子・剣太は熱中症で最も重い熱射病を発症し多臓器不全にて亡くなりました。・・・17歳でした。         
顧問は「もう無理です!」という剣太に休憩も水も与えず厳しい練習を続けさせ、ふらつく剣太に蹴りを入れ、そればかりか意識を失くした瀕死の状態の剣太に馬乗りになり、手を肩の上まで振上げ「演技をするな!」「それは熱中症じゃねぇ!」と何度も平手打ちをしました。剣太はその言葉を浴びながら数時間後この世を去りました。         
副顧問はただじっと顧問の行動を見ているだけで助けてはくれませんでした。         
大分地裁の判決では顧問・副顧問の過失は認められましたが『国家賠償法』により         
個人の賠償は否定されてしまいました。         
         
学校で生徒が死に、その過失を認められた人間ですら『国家賠償法』で守られるのはおかしいです!!  裁判中この二人からは全く反省が感じられませんでした。         
このまま個人の責任が問われなければ反省どころか同じ事が繰り返されかねません。ですから私たちは、最後の最後まで闘い続けます!         
この子の為これからの為、私たちは諦める訳にはいかないのです。         
         
福岡高等裁判所では何としても顧問・副顧問の責任を認める判決を求めたいと願っています!         
         
どうか皆様のお力を貸してください

※署名は自署にて、住所は都道府県からご記入ください。「同上」は無効になります。        
※ご記入頂いた署名は目的以外の用途には一切使用致しません。        
        
【ご郵送先】 〒878-0201 大分県竹田市久住町大字久住1013-2 
工藤 英士
 

署名用紙は 下記URLからダウンロードできます
http://www.2nd-gate.com/signature.zip