oasisです。
今日は読書をして、一日を過ごしました。
百田尚樹さんの“影法師”を読み終えました。
主人公の勘一は下士から様々な功績により異例の出世で筆頭国家老にまで
上り詰め、藩の発展のために子供のころからの夢であった干拓も成し遂げました。
一方、子供のころは非常に優秀であった旧知の友である彦四郎は不始末により藩を
出て行方をくらましていたが、亡くなっていたことが判明しました。
勘一は彦四郎亡き後、その不始末を含めたすべての行動は
勘一を守るためのものだったことを知ります。
彦四郎は自分が犠牲になって、陰ながら勘一自身および彼の夢を守っていたのです。
あらすじが上手くかけていないのですが、
最後は鳥肌ものでした。
さて、
最近は私も自由な時間にYoutubeを見ることが多くなってしまいましたが、
本を読むことの重要性を感じています。
活字の本 > マンガ > 映像(Youtube テレビ 映画)の順で、
自分の頭でイメージ(感じる、考える)をすることが求められます。
活字の本を読みながら、登場人物になりきり、その時の情景や感情を
自分なりにイメージします(感じる、考える)。
私も含めて現代人は活字の本を読まなくなったことで、
イメージ力が低下しているのではいでしょうか。
映像ですと、視覚的に登場人物の感情などを見ることができるので、
イメージする部分が大幅に少なくなりますし、ボーっと見ていても、
過ぎて行ってしまいますから。
要は、頭を使わないのですね。
確かに、映像を見ている方が楽かもしれません。
本は自分で読み進めないと先に行きませんから。
活字の本を読(小説)むと、なんか心がすっきりしますし、
読みながら自分自身の感情が動いていることもわかります。
ビジネス書や専門書なども考えながら読まないと理解できないですから、
記憶にも残りやすいと思います。
忙しくて本を読む時間を確保することが難しいかもしれませんが、
少しでも、活字に触れていきませんか。
それでは。