怖がりなムーたんの狂犬病予防接種 | おーあみ避難所のブログ

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犬猫シェルターの公式ブログです

こんにちは。犬部の亀井です。
我が家でお預かりしている1歳のムキキちゃん(愛称 : ムーたん)はとっても繊細で怖がりさん。

お庭に出るのも怖くて怖くて、何ヶ月もかかってやっと夜や昼間の静かな時に出られるようになったものの、物音がするとすぐに部屋に逃げ帰ってしまいます。
そして、リードを首輪に付けられただけで、怖くて怖くて体が硬直して息が荒くなりその場にしゃがみ込んで動けなくなってしまうのです。


なので、お預かりしている私はいつも創意工夫!試行錯誤!!
どうしたら、ムーたんに無理なく少しずつ人間との生活に必要な物や場所などに慣れてくれるのかを考えていろいろ試しております。
リードに慣らすために、考え付いたのは、リードの先っぽのナスカンだけ付けっぱなしで生活してみてもらう事!首輪に何かブラブラ付いてる状況に慣れよう!!
最初は「なんだこれ?」と気にはしていましたが怖くて固まるような様子はやかったので、結構いいかも?とナスカン付けっぱなし生活を続けてみました。
そして、コツコツと毎日リード着脱練習をする事、約2ヶ月。最近はちゃんとしたリードを付けても歩き回れるようになってきましたよ♪

しかし、まだ我が家以外の場所、うちの家族以外の人にはど緊張してしまうムーたん。

友人の家に連れて行った時はこんな感じでクレートの奥にくっついて全く出てこないし、オヤツも何も食べられません。。。


そんなムーたんも狂犬病予防接種を打たなければなりません。

しかし、こんな状態なので、動物病院に連れて行ってもクレートから自ら出て来る事はないでしょう。

無理矢理引っ張り出したらパニックになったり、トラウマになって人間がさらに怖くなってしまう可能性が高そうです。。。


なるべくムーたんに怖い思いをさせずに狂犬病予防接種を済ませてあげたい!


そう思って、リーダーの大網さんに相談したら、「クレートに入ったまま注射してもらえる動物病院でやってもらいましょう。」との事。


そういえば、ムーたんは避妊手術の時もクレートに入ったまま麻酔の注射をしてもらい、眠りについたらクレートから出されて手術してもらいました。

しかし、それはおーあみ避難所でいつもお世話になっている病院でした。


我が家の近くの動物病院に電話をかけて事情を説明してクレートに入ったまま狂犬病予防接種をしてもらえるか問い合わせると、

「クレートから出してもらわないと予防接種する事はできません。クレートから出してエリザベスカラーをして噛まれないようにして身体を保定して、診察してから予防接種となります。」

との事でした。

うーん。。。それはムーたんにとってかなりストレスになってしまいそうです。。。


そこで、もう一件、別の動物病院にも電話してみました。

すると、

「ワンちゃんの様子次第なので、必ずできるとは言えませんが、出来る限り協力したいので、まずは連れてきてもらえませんか?」

と言ってくれたので、「クレートに入ったまま注射するのが難しそうだったら、無理にせずに連れて帰っても大丈夫ですか?」と聞いたらその場合は注射せずに帰ってもいいとの事でした。


それでは、まず行ってみよう!

となって、予約をして、その病院にムーたんを連れて行きました。


クレートに入ったムーたんを車に乗せて5分くらい走って病院に到着。



待合スペースにムーたんの入ったクレートを置いて待っていると、獣医さんが「どんな様子かなー?」と出てきてくれました。

クレートの奥で縮こまっているムーたんを見てから、私にムーたんの事を聞いて問診が始まりました。元気はあるのか?今朝の食欲は?体重は?ワクチンはいつどう打ったのか?などなど。

そして、クレートの穴からムーたんを指で触って、「うん。ちょうどこの穴のところにお尻があるからここから注射しよう。」と。

看護師さんがクレートの正面に来て、ムーたんに話しかけてムーたんの意識がそちらに向けられている間に獣医さんがサッとお尻に注射をしてくれました!

あっという間に終わりました!!

ありがとうございましたー!!!😭

診察室にも入らず、待合スペースでクレートに入ったまま、あっという間に注射してくださった獣医さんに感謝!!


ムーたんのような怖がりな子と暮らすのであれば、自宅近くにこういった犬へのストレスを最小限にするために柔軟に対応してくださる動物病院があるかどうかも重要だなぁーと思いました。











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(ayame)