娘の拒食症の診断が出るまでの過程を
振り返っておきます
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摂食障害専門ドクターとのアポから
2日後
EKG(心電図)と
血液検査のため
チルドレンズホスピタルへ
舞い戻ってきました
心電図は
30分ほどで終わり
次は血液検査
ラボはかなり混んでいて
予約があっても
20分ほど待ちましたが
採血自体は5分もかからず
午前11時半ごろには
自宅に向かいました
途中娘が
メレンゲを買いたいから
スーパーに寄って欲しいとのことで
自宅近くのスーパーへ
1人で行けると言うので
娘一人でスーパーへ向かわせ
私は車で待っていました
娘を待ちながら
夫に連絡をしようと
携帯を見たら
夫から
テキストメッセージ1件と
電話の着信が3件
あと
知らない番号からの
電話の着信が2件
慌てて開いた
夫からのメッセージには
こうありました
今、Dr. Bと電話を切ったところ
メッセージ見たらすぐ連絡して
すぐに電話すると
夫は秒で出て
早口で言いました
さっきDr. Bから電話があって
娘の心拍が
47まで落ちているので
今日これからすぐに入院!
僕も今からオフィスを出て
家に帰るから
娘と入院準備を始めてて!
ドクターから
何度か君の携帯に連絡したけど
出ないからって
僕にかかってきた
*まさかこんなに早く結果が出るとも思わず
また運転中の知らない番号からの電話だったので
私も取らなかったんです
それを聞いて私は
ついに入院の時が来たか…と
思うと同時に
これでやっと
娘の治療が始まるという
安堵した気持ちがありました
そして当然
どんな入院生活になるのだろう
という不安もこみあげてきました
ほどなくして
スーパーの袋を持って
こちらに歩いてくる娘を目で追いながら
夏のまっ昼間の気温の高い時間に
心拍も50を切ってしまっている
身体がギリギリの娘を
1人でスーパーに行かせたこと
後悔しました
娘が車に乗り
シートベルトをしたところで
言いました
今日これからすぐ入院
さっきダディから電話あって
心電図の結果がもう出て
心拍が47まで落ちてるの
家に着いたら
すぐ入院の荷物まとめよう
買ってきたメレンゲが入った
スーパーの袋を抱えた娘の目に
みるみる涙があふれました
帰宅後
涙が止まらない娘と一緒に
入院の荷物をまとめ
間もなく帰宅した夫と共に
ついさっきまでいた
チルドレンズホスピタルへと
また車を走らせました
すでに
娘を受け入れる体制は
整っているので
チルドレンズホスピタルの
MBU
(Medical Behavioral Unit)に
向かうようにとのこと
こうして
拒食症と正式に診断されて
わずか2日後
娘の入院生活がスタートすることに
なったのでした
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ここまでお読みいただき
ありがとうございました
【診断が出るまで】シリーズは
これで終了です
ここからの続きは
【入院生活】シリーズで
書いていく予定です