こんにちは。DT大内です。
早いもので年明けから1ヶ月が過ぎ、今日から2月のスタートですが皆様いかがお過ごしでしょうか
今日は「舌圧」についてのお話をしたいと思います
舌圧という言葉はあまり聞き馴染みがないかもしれませんが、舌は食べ物を口の中で受け止めたり、喉の奥に送り込んだりさまざまな働きをします。そういった摂食嚥下機能の働きに必要な舌の力を「舌圧」とよびます。
この舌圧を測るのに用いるのが舌圧測定器という機械になります。性差年代別の目安は下図の通りです。
当クリニックでも測る事は可能なので気になる方はご自身の舌圧を知り、長期の予防として装置を考慮するのもいいかもしれません
目安数値に達しない。いわゆる舌圧がさがると…
・ムセ
・喉のつかえ
・誤嚥性肺炎
・口腔機能低下
などに繋がりますが、原因要素として…
・加齢による筋力の低下
・姿勢や体の使い方による顎位・舌骨位低下
・口蓋の発育不良による舌機能低下
・口蓋、舌、頸椎の影響での不良口腔機能
・コロナ禍によるマスク内口呼吸の増加、表情筋・口唇筋の活動低下…などが考えられます。
最後に関しては、在宅時間の増加などで最近ムセるなどの声も聞くので、もしそーいう方がいたら一つの原因として舌圧が下がっている状態がおきているを考えてみるのもいいかもしれませんね