こんにちは
一級建築士のごんぱちです。
 
「家全体の断熱性を高めればここまで窓を大きくできます。」
 
と、とっても大きな掃き出し窓のついた部屋を紹介しているハウスメーカーのTVCMを見かけます。
 
 
まあ、まちがってはいないんだけどなぁ・・・
 
高性能住宅は窓が少なくて暗いというイメージが強いのやろか
 
 
と普段、断熱性能の計算をしている者としてはテレビの前でぶつぶつ言ってしまいます。
 

住宅の目指している方向で違ってくることなので、しかたないことなのかもしれません。

 

 

家全体の断熱性を高めて、さらに窓を小さくできれば、もっと省エネ性能を高めることができるのにね。

 

 

 

窓に求めることといえば

 

・光をとりいれる

・風をとりいれる

・外の様子を見る

・人の出入り口

 

といったところでしょうか

 

その他にも

 

・視覚的な解放感を得る

・壁面のデザインの一部になる

 

ということもありますね。

 

 

反面

 

・断熱的な弱点になる←高性能なサッシでも断熱力は屋根・壁よりだいぶ劣ります。

・外からの目線が気になる

・コストがかかる

 

ということもありますので、私としては光や風を効果的に取り込みつついかにサッシを小さく、少なくできるかということをいつも考えています。

 

自宅はといえば、妻の「外から見られたくない」「まぶしい・暑いという窓は要らん」という希望もあったので、大きな窓はいっこもありません。

そのかわり、吹き抜けや高窓を使って解放感や明るさを確保しています。

 

妻は「めっちゃ明るいよ!」といってくれてます。

 

考え方は人それぞれなので、どちらがよいかはあれですが

 

それでも、でっかい掃き出し窓を南側に付けたはいいが、ぶ厚いカーテンを閉めっぱなしということだけはしたくないなと思います。