毎年お盆に青森にある夫の祖父母の家に行くのですが、年末年始、義妹の出産で長期休暇を義母が取ったので、今年はそれほど長い休暇を取れないってことで、GWに行くことになりました。
うちはゆいとのスクールがあるのと、もう車では一緒に行くのは難しい人数になったので(途中で仮眠とったりするんですよね。)今回はパスしました。

それで昨日から3日間バス通学する予定だったんですが、かおりちゃんが人生初の下痢・・・。
いままでもたまにゆるいことはありましたが、記憶の中でもほんの数回しかなかったと思います。
火曜の夕方から今朝にかけて6回くらい下痢でオムツ交換したでしょうか。
夜中もつらそうでした。今朝は元気にうどんを食べてそれからちょっと遊んで1時くらいまでずっと寝てました。
まあ、寝るのが一番の薬だし、熱はなかったので昨日初めて食べたカシューナッツがまずかったのかな、、、と思ったり。
ちょっと自然食じゃないところの外食も続いたりしたし、教会ではなにかしら菌をもらってきやすいのもあるしで、どれが原因かはいまいちわかりませんが、、、。
とりあえず元気になってきたし、ロタとかノリではなさげだから一安心。

そんなわけでずっと子供たち二人は家で過ごしました。
かおりは寝不足だったし、質の高い睡眠が必要だったのだけど、ゆいとがノイジーだったので仕方なく久しぶりにiPad貸して隣りの部屋でゲームさせてましたが、そのうちyoutube観てました。
お気に入りのかわいい海外の子供向けのアニメとかそんなのですが、時折笑い声が聞こえます。
私もその間にたまった家事を済ませてしまいましたが、いい加減長時間観てたのでやめるように何度か言いましたがやめません。
かおりも起きたのでとりあげました。
テレビを急に消しても怒らないゆいとがとりあげようとすると離しません。
結局無理やり取りましたが、全身を震わせて怒って、私の足にこぶしを振り下ろしました。
「痛い!」っていうと次に叩こうとしたげんこつを振り上げたまま震えてます。
「どれだけ観てたと思ってるの!?何度やめなさいって言った?」というと涙目になって最後は大泣き。


本当にこういうものを長時間見せたらだめだなと強く反省しました。
メディアに子守りさせてしまったんです。
下痢で寝不足の娘が私の添い寝から離れず、安眠妨害する息子を黙らせるためについ取ってしまった処置ですが、絶対だめだなと思いました。
海外でゲーム機を取り上げられた息子が怒って銃で射殺した、っていうニュース何度か観ましたが、その雛型をみた気分です。
ああいう怒り方をゆいとは普通しません。こういう怒り方、人から見ればノーマルな反応だし、男の子ならこういう怒り方するところ、他の子でよくみてきましたが、自分の子は普段そういう反応を全然というくらいしないだけに異様な感じがしました。まだ4歳だからこの程度なんだろうけどこういうことを長い時間ずっと積み重ねてもう少し大きくなってしまったら大変なことになるなと思いました。
結局親の対応次第ですね。射殺した子供はある意味犠牲者です。親が最初に容認して、静かにしてくれるからゲームを与え、子供はまだ自己コントロールが容易ではないのであっという間に中毒になりますが、親は気づきません。
手遅れになるほどひどい中毒になっていく行程は親も気がついていきますが、その頃にはやめるようにいっても聴きいれることは出来ないでしょう。親がイライラしてる時やこれはまずいと思って突然取り上げると、親のことは、「完全に自分の世界を築き上げた彼のフィールドにやってきた突然の危険な侵入者」として本能的に排除しようとする、ということなんだな、、、と理解できました。

いままでこの手のニュースを観てもその少年たちの気持ちを理解しがたかったんですが、ようやくわかってきました。
また私の言い方も今から改善しないと、絶対に思春期で苦労するだろうと感じました。
常にコントロールする側として存在してると反抗期で心を閉ざされてしまうだろうってことは自分の経験からもわかっているのに、ついつい主体的な躾になってしまうんですよね~。
もっとゆいとの気持ちに寄り添って、「導き手」にならないといけないな、、、と思います。
しかし難しいですね、、、。
iPadは基本的に貸しませんし、私はみせませんが、夫の携帯からyoutubeを観る癖があります。夫に言えばみせてくれるからです。この辺もちょっと夫と調整しないといけないなって思います。みせる時はこれからも時折あるかもしれませんが、きちんと約束事をきめておかないといけませんね。そして絶対に長時間みせたらだめです。
昨日は雨だったので外遊びも出来ず、ゆいとにはかわいそうな思いをさせました。
午後はずっと放置していた牛乳パック本棚を二人で作成しました。
木工用ボンドを切らして結局半分しか組み立てられませんでしたが、楽しく作業してました。
子供にとっての健全な遊びを提供するのも親の務めですね。
育児で多忙になってくるとついつい楽な方法を選んでしまう私を発見しました。
自分自身を戒めたいと思います。
自分で播いた種は自分で刈り取ることになるということにもっと危機感を強くもたないとダメだなと反省しています。
子育てしていると日々いろんな問題や障害に出くわしますが、家族として一緒に成長してきたいと思います。

ところで2年前の結婚記念日には次の記念日に子供がもう一人増えてるといいなって思っていて本当にそうなったんですが、今年はどう思うのだろう??ってずっと気になってました。
で、結局なにも考えられなかった・・・。
3年前の記念日は翌年にもう一人なんてとても無理、想像出来ないって思ってました。
今年は、「これからの私」次第だなって感じました。自己改革中なので、精神的には余裕がありません。
余裕が出来た時に初めてもう一人いてもいいなって思えるんだと思います。
今は無理という気持ちもないけど、余裕もないです。
半年前くらいにゆいとに「赤ちゃん欲しい?」って聞いた時には「ううん」って速攻否定されたし、「こない」って言われたんですが、昨日「もう一人赤ちゃん欲しい?」って聞いたら力強く「うん、欲しい!ゆいと、もう一人赤ちゃん欲しい」って言いました。
家ではかおりが歩いたり意思表示できるようになって一緒にだいぶん遊べるようになったから、自分以外の存在が増えても受け入れられるようになったのかもしれません。
もう一人がやってくるかどうかはわかりませんが、ゆいとが精神的に受け入れ態勢にシフト出来たのを確認できたのはよかったです。
かおりの登場で、自分の立ち位置が変わってしまったことにゆいとが一番動揺していたし、ママが離れて行く、ひとりぼっちになる、という思いが強かったので、その時点で次の妊娠をしたらもっと動揺して、精神的に大変だったろうと思います。
とりあえずゆいとの気持ちが変化していることを嬉しく思いました。