昨日の朝食時、すごい積もったね~って話からどういう流れか忘れましたがかまくらの話題になり。
私がかまくらは実際に見たことも入ったこともないって話したら、、、いや、ただ事実をありのままに伝えただけのことなんですが、、、夫が午後から黙々と一人でかまくらを作り始めました。
単純に子供たちのために小さなかまくらを作ってあげるんだろうって思いつつ時折まどから覗いていました。すると最初は子供サイズくらいだったのに、いつまでも戻ってこないって庭みたらものすごい大きな山が!
庭中の雪をかき集めて大きなかまくらを完成させてました。
「きてきて~~」って言われて外に出て、中に入ってと言われて入ったら「これkayoにプレゼント!かまくら見たことも入ったこともないって言ってたからさ。」って言われました。
いやいや、かまくらプレゼントされるとは思ってもみませんでした~。

ちなみに夫や義両親たちは青森出身者ですから、かまくら知ってます。
私は九州出身ですから初めて生でみました。作り方も特に考えたことなかったけど、へ~、こういう風につくるんだ~って意外と単純な作成法で拍子抜け。
それにしても午後つぶして作り上げたかまくら。こんなものが東京で出来るとは思わなんだ。
大人二人程度の空間でしたが、ひざに子供たちをのせて、夕方お汁粉と夕飯のお鍋を食しました!
子供たちにとっても家族としても素敵な思い出になりました。
頑張ってくれた夫に感謝です!!

かまくら完成後、歩いて都知事選の投票に行きましたが・・・。
まあ、予想通りの結果ではありましたが。。。。私はずっと細川さんを応援してました。
ここから先は個人的な見解なんですが。
投票率が34%ってことにまずがっかり。都民の意識の低さに対してホント失望。
しかも福祉重視ってところに高齢者層のあつい支持があったってことだけど。

細川さん、小泉さんはもう隠居の身分でありながら、次世代のために本気で立ちあがってくれた。自分たちより若者や未来の子供たちのことを考えて。
それなのに若者たちが投票にいかない。大雪とはいえ、これはないだろ~って思う。

高齢者の人たちはまずは福祉制度が重要で、それはたしかに大事だろうけれど、なんとなく自分さえよければいい的な風潮さえ感じる。
福島の人たちは東京都の人たちのために今も避難生活を余儀なくされている。
地震大国の日本でそれがまた違う土地で同じことが起きない可能性のほうが低いのに。
東北の地震で危機管理が甘いってさんざん東電や政府を叩いておいて、頑張れ東北とか言っておいて、脱原発は争点にならないって、、、なにこれ???って感じ。

政府だけじゃない、私たち都民もまったく危機管理に対して意識が低すぎる。
子育てが始まった時、予期せぬアクシデントにあたふたすることがよくあった。
その時に、夫からリスクマネージメント弱すぎ!それがいかに重要で大切なことかということを延々説教されて、いまは常に非常事態、なにか起きても対処できるように備える癖がつきました。
私たちの世代から上の人たちははっきりいってそういう危機管理のトレーニングを受けてない。
学校でも詰め込み教育、暗記がすべて。その場しのぎの対応しかできない。
コンビニエンスな時代が始まってバブリーな時代を体験してその時楽しくなんとかなればいいっていう雰囲気の中で生きてきたんだから、無理もないけど。
私だって夫に何度も注意されてようやく意識するようになったことなんだから世の中がこんなだってあたりまえか、、、って思うんだけれど。
放射能について、原発について叫ぶ人はまだまだ少数派なんですね・・・。

私は小さな子供たちについて放射能がどう影響していくか、親としてどうやって放射能から彼らを守っていくかずっと考えて続けています。
東京にいてさえもそう思うのに福島の小さな子供たちをもつ親御さんたちはもっとこの不安と向き合う毎日を送っているはずです。

私は細川さんと小泉さんの男気にエールを送りたい。
過去の過ちを認め、日本のためにもう一度立ち上がってくれた。
昭和のサムライたちを見た思いがします。
彼らの訴えていることはホントに正論です。まともです。
老体に鞭打ちながら、なんのためでもない、私たちと未来の子供たちのために尽くしてくれた彼らの本気がなんらかの形で実を結ぶ日がくることを願っています。

なんか思わず熱く語ってしまいましたが、いま感じていることを記録しておきたいと思いまして・・・。^^;