詩人の中で誰が好きか?と聞かれたら
斉藤茂吉を挙げます。
彼のことについてはよくは知りません。
教科書に出てくる「たらちねの母は・・・」なんて
いうのが有名ですけど、どこでだったのか忘れましたが
彼の他の詩をいくつか読む機会があって、その時
日本語って美しいなあ、って初めて思いました。
まるで絵画を見ているような気分にさえなります。
いろんな詩人がいますけど私の好みは茂吉です。
なぜだかミレーの絵を見るときと同じ気持ちになるのです。

また、詩は短い言葉で人の心を元気づけたり鼓舞したり
する力があります。いくつか好きな詩がありますが、
それはまた次回に。

先週の土曜日の夕方、雨が降り出して慌てて
傘を差しました。渋谷のセルリアンタワーの
階段を登りながら振り返ると虹が。
曇っていたのでわずかにしかみえませんけど、
久しぶりに見た虹に感動。最上川上空では
ないけど、茂吉の詩をひとつ。

最上川の上空にして残れるはいまだうつくしき虹の断片