半年振りの登場です~。
もう誰も覚えてないでしょう・・・。
更新していない方も多いようですし。
不妊治療デビューしたので、また記録を書いていくことにしました。
mixiには書けないし、こうやって記録を残しておくと、転院したときや
先生に聞かれたときに非常に助かってきたので、やっぱり
これからのこともここに書いていくことにしました。
去年の9月に妊娠解禁になってから1年以上、タイミング療法のみで
地元のクリニックに通ってきましたが、どうにも出来なくて今年の
夏からは漢方・鍼灸治療も取り入れながら取り組んできました。
9月にタイミングを完全に合わせるために排卵誘発剤を
使いますか?と聞かれ一度は予定をたてたものの、薬に対して
どうにも抵抗があってキャンセルしました。
10月は海外に行き、帰ってきてからは体調を崩してしまったので
期待はしていませんでした。
先生から、「特に異常はないけど年齢的なことを考えると
ステップアップを考えたほうがいいかも。でももし体外受精なら
高いお金出して何度も失敗するよりも確実に妊娠させてくれる
ところがいいから、オススメなのは新宿の加藤レディース
クリニックです。行くなら紹介しますので。」と、いわれ
初めてその病院を知りました。
体外受精。まったく思考になかったです、正直。
「妊娠したんだから不妊じゃない。」といろんな先生に言われ続けて
早一年。不妊治療についての勉強は真剣にしてきませんでした。
いろんな人たちが「クロミッド」とか「デュファストン」とかいろんな
薬の名前をブログに書いていたり、AIHだのIVFだの解読不能な
言語が登場してきてもなんのことだかぼんやりとしかわからない
レベルだったので、そんな私が突然体外受精???と
非現実的なお話にしか受け止めることが出来ませんでした。
人工授精を何度か試してみてそれでもダメだったら加藤に
いく?と聞かれてとりあえずうなづきました。
9月は夫の出張で一番大切なタイミング時に長らく不在。
排卵を早める薬も使わなかったのであきらめ。
夫とも話し合い10月に人工授精に臨むつもりでした。
でも私の排卵時あたりにどうにも変更できない大切な用事があり、
2人ともくたびれモードだったし、私はずっと下半身がむくんで
最悪の体調。タイミングがあったとしても、今回はまったく期待して
ませんでした。そして当然ながら撃沈。
半年前に調べたフーナーテストの結果は良好。
そういう人に人工授精は意味がないという記事を読んで、すぐに
IVFにしようと決めました。夫に休みを取ってもらい、さっそく
昨日行って来ました。
朝8時過ぎに到着したのに私の番号は「135」・・・・。
これって私の前に134人いるってことだよね???と、まだ
診察時間が開始したばかりだっていうのにこの人数。
多いとは聞いてたけどこれほどとは・・・。
病院を去ったときにはすでに4時間半が経過してました。
まあ、夫がいたおかげで退屈はしなかったですけど・・・・。
しかも偶然にも知り合いの夫婦がいたんです!この話を書くと
長くなるんで次回に・・・。
これから書くことは他の方法で治療をされている方、
されてきた方には不愉快な思いをさせてしまうかもしれない
ですけど、私にとっての「不妊治療」に対する思いなので
お許しください。
ここのクリニックは必要以上に薬を使わないというところと、
自然周期療法だというところが気に入りました。
原因不明の不妊の方なんかはオススメのようです。
私たちはまさにその典型なので、不妊治療についての私の
認識としては何も異常がないのに強引に排卵させたり、
卵を増やして薬を使ってまで妊娠させる必要がなぜあるの?
という素朴な疑問がありました。
当然そうまでしても子供を得られるなら何物にも代え難いと
思えるからこそ多くの女性は頑張るのだと思います。
ところが私はどうしてもその決意が出来ない。
なにかしら薬を必要とする原因があるのであれば薬も
有効だろうけど、果たして私に必要なのか?
考えれば考えるほど、今は健康で生理についてもなんの
問題のない私の体をボロボロにしてまでリスクを負うことに
ついて理解が出来ないし、自分の信念とは違う。
そうはいっても赤ちゃんは欲しい!
その欲求の狭間を行ったりきたりしながらジレンマに
陥る日々でした。そんなわけで体外受精については
どうにも私の中では受け入れ難かったので
最終的に思考から外れていました。
けれども「じゃあ私は一体なにが問題なのか?」
年齢の問題なのか?
でも私より年上の人でも妊娠する人は妊娠する・・・。
出口のないトンネルのようでした。
ところが加藤先生のセオリーからすると、問題があるとすれば
卵子を上手く取り込めていない「ピックアップ障害」もしくは
卵子が「空胞」であるということがおおまかな原因として
あげられることが理解できました。
治療を進めてみなければ確定できることではないにしても、
素直に受け入れられました。
加藤ではお互いになんら問題もなく、それでも出来ないというのは
卵子と精子が上手く出会えていないから。
よって体外受精で出会わせてあげましょう、そのためには
もともとの卵子一つを使えばよいわけだから必要以上に
卵子を作る理由がないので、そういう人には薬を使う必要性が
ないというスタンスを取っているようです。
なので私は今回、いつもどおり排卵される卵子一つだけを
採卵されることになっています。
もちろん、薬の助けの必要な人や場合には使用しますが
それも出来る限り負担の少ないものを選んでいるようです。
著書を頂いてざっと読んでみましたが、非常にわかりやすい
論理で私も不妊治療にたくさんの疑問を持っていたのですが、
ここの考え方、方法は納得いくし、すんなりと受け入れることが
出来ました。みんながみんなそう思うわけじゃないと思います。
ただ私の価値観とは合っているな、と思ったので信頼して
おまかせしようという気持ちになりました。
私の卵子が空胞である可能性もあるわけですが、
それは採卵してみるまではわからないとのこと。
でもそれがわかれば次の手がかりもつかめるわけなので
今回は私もそれでいいと思っています。
次回は一週間後くらいかな?
排卵の時期がきたらまた行って来ます!