気がはやい、といえば早いのだけど子供の教育に
ついては、子供がいない今でも真剣に考える。
あまり要領のよい方ではないので、つわりに苦しみながら
子供の将来のことなんか考える余裕ない気がするし、
子供が生まれてから「教育方針どうしよう~」、と慌てふためく
のもいや。小さい子供連れて講習にいく、なんてのも大変だ
ろうからいない今は絶好のチャンス!
十分考えて、行動できるこの時間を有効に使いたい。
子供達に音楽を教える仕事を長年していたけれど、
今の子供はいろんな機会に恵まれているなと思う反面
大変だな~って思ったりすることも多かった。
「先生、肩揉んで~~。」と、肩が凝りまくってる子供も
いたし、公文に通ってる2歳児なんてのもいた。
「何をするんですか?」って聞いたら「鉛筆の持ち方
とか・・・。」(絶句。)・・・( ̄. ̄;)エット( ̄。 ̄;)アノォ( ̄- ̄;)ンー
今思えば早期教育という捉え方でいけばそれもあり、ですね。
一週間毎日お稽古事のある子もいた。だいたいそういう
子達は「楽しいんだけどねー。疲れた~。」を連発していた
のでまるでサラリーマンのセリフだなって思った。
英才教育のママゴンもいた。2歳半で3歳のクラスに
入れてくれ、と言われて入ったものの、賢い子ではあってもやはり
身体的にはどうあがいても追いつけない。思うように出来なくて
集中力が欠けてしまったりする時なんかはおしとやかで愛くるしい
ママが豹変してどなりつけるという驚愕のシーンもあった。
(あれは一生忘れられないなあ~。耳ひっぱったり
タンバリンでパコーン!だもの・・・。)子供も親に似たのか
かわいらしい顔なんだけど気が相当強いらしく、涙を流し
ながらも歯を食いしばって、「できるもん~!」と、負けん気を
見せていました。ママはどうしても私立の幼稚園に入れると
いってたけど・・・あれからあの子はどうなったことやら・・・。
いろんなお母さんがいるなあと思ったけど、やっぱり
自分が子供の時できなかったこと、自分がやりたかったことを
させてあげたいというのが皆さん共通の思いでした。
私は何を財産として子供たちに残してやれるのだろうか?
これからしばらく私のテーマになりそうです。